Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

スズメバチの呪い・・・

 

 

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 ハチとはやはり恐ろしいものである。

 これからの季節、ハチは相当危険な存在となる。

 

 今回は、皆さんのために、皆さんの安全のために、恥をしのんでワタシ自身の身の毛もよだつ体験を話そうと思う。

 少々長くなるが、お付き合い願えれば、と思う。

 

 

 ことの発端は今週の水曜日。

 仕事から帰宅したあと、まだ明るい夕刻、庭にでていたカミサンが、同じく庭に出ていたお隣のオカーサンに、生垣越しに言われたのである。

 

 「オタクの軒下にスズメバチが巣作ってますよ……」

 

 

 すぐさまカミサンからの報告が入り、階段の踊り場の大窓から見上げると・・・・・あった、あった(笑)。

 

 直径20センチ弱ぐらいの、美しいボール状の物体が(笑)。

 今までまったく気づかなかった(笑)。

 

 

 ここは山の斜面に作られた住宅地であり、道路をはさんだ目の前は山、雑木林である。

 だからこういうことはあるだろうとは思っていたし、実際ほかの家にでっかい巣が出来てるのも、ときどき見かけてはいた。

 しかし、まったくの油断であった。

 「今年はスズメバチが多いナァ」(笑)ぐらいにしか思っていなかったのだ(笑)。

 

 

 お隣のオカーサンも、かわいい低学年のお孫さんが二人いるので、心配になったのだろう。

 早急にナニカ対策を施さねば。

 

 

 ワタシの仕事ではこの季節、だれもがハチ撃退用ジェット噴射式殺虫剤、通称「ハチノック」を持っている。

 スズメバチに狙いを定めて噴射すれば、一瞬で死に至らしめるというスグレモノである。

 

 スズメバチ、この場合はワタシたちが「アカバ」と呼んでいるキイロスズメバチだが、高い所だけではなくけっこう低い枝などに巣を作っていることも多い。

 夏場の林内の草刈りで、いきなり目の前にアカバの巣が現れる、なんてこともしばしばである。

 そのときは、「ハチノック」をおもむろに持ち出し、「スマン、ユルセ」と言いながら巣に向けて噴射するのである。

 これで巣ごと全滅となる。

 危険も大きいが、いままで失敗したことはない。

 

 我が家に作られたのもアカバ、すなわちキイロスズメバチの巣である。

 見れば、階段の踊り場からジェット噴射すれば届きそうな距離ではある。

 仕事で使っている土場まで行って「ハチノック」を取ってくれば済むハナシではある。

 シカシ………。

 

 ハチノックを巣に噴射した場合、殺虫液の重みで巣自体が落下してしまう(一瞬でそれだけの量を噴射するのである)ことがある。

 そうなった場合、もし一匹でも生き残ったハチがいれば、怒り狂って見境なく攻撃してくるであろう。

 ワタシは慣れているし、ハチノックも持っているので対処はできるが、問題はワタシ以外に、攻撃の矛先が向かった場合である。

 その可能性は考えるべきである。

 そうなったら、周囲は大混乱阿鼻叫喚地獄と化すであろう。

 ましてやすぐお隣には小さい子供が二人と、その美しい母親が一人(カンケー無いか.笑)。

 

 ワタシはカミサンにその旨を説明し、痛い出費とはなるが、害虫駆除の業者に頼むことにした。

 調べるとすぐ近所にあったので即連絡、すぐ来てくれるとのことであった。

 ホントに5分で来た(笑)。

 

 見てもらって「大丈夫でしょう」とのことなので、暗くなるのを少しの間待ち、階段踊り場にて決行!

 折悪く、ワタシは仕事上の電話がちょうど入ってしまい、デカイ声(笑)で話しながら周りをウロウロするわけにもいかなかったので、その様子を見ることは遠慮した。

 惜しいことをしたものである。

 カミサンも恐いからと見ておらず、結局我が家の誰一人として駆除作業の一部始終を見てなかった(笑)。

 ともあれ、その結果がこれである。f:id:kagenogori:20200801122325j:plain


 

 

 ハナシはこれで終わらない。

 翌木曜日。

 仕事は山中で林内の草刈り。草刈りとは言っても小さ目の灌木の割合が圧倒的に多い。

 十数センチ程度の太さの木なら、刈り払い機でガシガシと切っていくのである。

 この現場では日に5回程度、ハチの襲来に出くわす。

 ほとんどがワタシたちが「ウラバチ」と呼んでいるヒメホソアシナガバチである。

 アシナガのなかでも小型の部類に入る。

ヒメホソアシナガバチ 

 小型だからといって侮ってはならない。

 アシナガの中では最も攻撃性が高いハチなのである。

 ワタシたちのなかではスズメバチに次いで恐れられるハチである。

 顔も狂暴そのもの。

 

 ウラバチは基本、低木や草の葉裏に巣を作り、だから「ウラバチ」と呼ばれる。

 そのため林内を刈っていると、意識的にせよ無意識にせよ、コヤツラの巣を叩き落して破壊することになり、コチラが襲撃される頻度も多くなる、というわけだ。

 

 ただ同じく攻撃性が高いスズメバチとコヤツラ(ウラバチ)との間には、大きさや毒の強さ以上にワタシたちにとって重要な違いがある。

 それは、コヤツラ(ウラバチ)は少々鈍い(笑)ということである。

 

 スズメバチは巣に近づいただけで刺しに来る(笑)。

 ウラバチはほとんどそういうことはなく、巣を叩き落しても一瞬、間をおいてから煙のように群れが地面から湧き起り、それから猛スピードで刺しに来る(笑)、という手順を踏むことが多い。

 つまり襲われるまでに一瞬のタイムラグがある。

 

 もちろんコチラ側としても、常にハチの存在には最大限の注意力を向けており、先にヤツラの巣を発見するのが最善であるのは間違いない。

 しかし別に知らずに巣を落としてしまっても、煙のように湧き上がるのを確認してから素早く逃げれば、ギリギリではあるが大体は逃げおおせるものなのである。

 いままでもそれで何とかくぐり抜けてきた。

 そしてそこにユダンが生まれる(笑)。

 

 

 そのときも、フツーに刈っていたら、いきなり顔に激痛!

 一瞬ですべてを悟り、素早く後ずさり(笑)。

 見るとニ十匹ほどがその場で暴れまわって飛んでいた。

 巣は破壊も落とされもせず、そのままの状態。

 危険な状態だったのでリュックから「ハチノック」を取り出しプシューッ!

 恐らくだが、たまたま巣の近くを飛んでいたか、まさに飛び立った一匹が、目にもとまらぬ速さで刺しにきたのだろう。

 刺されるまでまったく気付かなかった………。

 

 刺されたのは右の頬骨のあたり。

 その日の夜からだんだん腫れ上がり、翌朝には顔の右側だけ宍戸錠状態に(笑)なっていた。

 

 本当はこの「右側だけ宍戸錠の写真をみなさんにお見せしたくてしょうがない(笑)のだが、読者を一気に失ってしまう恐れ(笑)もあるので、やむなく断念した次第(笑)である。

 

 

 それはともかく(笑)、ハチに刺された旨を、やはり野外で作業をされているモンキーママさんのブログへコメントで報告し、お気を付けくださいとお伝えした。

 すると心優しいモンキーママさん、

 

 「ハチの毒吸引機『ポイズンリムーバー』を携帯してると安心ですよ!

  先日YouTube動画もアップしたので参考にしてください!」

 

と、丁寧に案内までしてくださった。

 

 

 ・・・・・ここで白状しないといけないことがある。

 モンキーママさんには、恥ずかしくてトテモ言えなかったのだが………、実はポイズンリムーバー、持ってるんです(恥)。

 ただその日は なぜだか、たまたま、信じられないことに、それを携帯するのを忘れて車に置きっぱなし(笑)にしてたという……………(恥)。

 そんな時に限って、こういうこと(笑)になるモンですなぁ。

 

 えぇ、モチロン大急ぎで山を下りて車に戻り、毒の吸引に努めましたよ。

 でも、当然、時すでに遅し(笑)。

 時間がたつと毒の吸引はほぼ不可能になる。

 で、右側だけ宍戸錠というヒサンな(笑)状態に。

 プロとしてあるまじき大失態。

 ハズカシイことこの上無し。

 

 

 モンキーママ殿、この愚かなゴリラめを嗤って下され。

 ワタシめを指さし、

 

 「ごらん! あそこに『右側だけ宍戸錠』の愚かなゴリラがいるわよ! ホホホホホㇹ……」

 

と、嘲り笑って下され。

 

 

 

 ご厚意を無駄にした事、本来なら腹を切ってお詫びいたすところ、そういうわけにもいかぬので、どうか笑って許して下さい(^^)/ サイテー!と罵ってくださって結構です.笑)

 

 

 さて、禊ぎも済んだところで(←サイテー.笑) 、なぜこういうことになったかを考える必要がある。

 ワタシの油断・不注意が招いたことは明らかであるが、それ以上にハチに刺されたことには、ナニカ意味がある。

 ワタシはそう考えることにしている。

 

 例えば、車での事故、仕事でのケガ、然りである。

 アッチの世界からのメッセージ、というわけである。

 べつにアヤシゲな宗教に入ってるわけじゃないですよ!(笑)

 

 ワタシがハチに刺されたことの「意味」。

 大概は

  ワタシの行いが良くなかった

  チョーシに乗り過ぎていた

  知らない間に誰かの気分を害するような言動があった

といったものである。

 しばし、胸に手を当て沈思黙考、我が身を振り返ってみる。

 結果、

 

 

 

   心当たりがあり過ぎるな・・・

 

            by スモーカー大佐(当時) 

 

ONE PIECE 24 (ジャンプコミックス)

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  • 作者:尾田 栄一郎
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 オトコたる者、スモーカーのようにありたいものである。

 ついでにたしぎのようなカワイイ部下と、ヒナ嬢のような厳しくも美しい同僚も欲しい(笑)。

 そしてヒナ嬢のように、オリオリの実の能力でワタシをガンジガラメ(笑)にして欲しい(笑)。

  

 

 話しが逸れ過ぎたが、結局刺された遠因は多過ぎる心当たり(笑)のどれか、なのか?

 

 しかし、ワタシの右半分の宍戸ジョーはそうではないゼ、とワタシに言うのである。

 ジョーは人差し指を左右に振りながらワタシにこう囁く。

 「チッチッチ、それは呪いだね。スズメバチの呪いさ………」

 

 それも………一理ある(笑)。

 実はこれと同じようなことが、過去に何度かあったのである。

 つまり、仕事でやむなくスズメバチの巣を壊滅させた翌日、やはりハチに刺される、ということが……。

 そのたびに「おぉ、呪いだ、ノロイ」などと仲間ウチで笑い話にしてきたが………。

 

 果たしてスズメバチの呪い は存在するのか(笑)、はたまた、ただの偶然なのか。

 答えは、もう消えそうになっている「右側の宍戸錠だけが知っている………。

 

 

 

 

 

 というわけで、今回はハチにまつわる曲を、と思ったが、寝不足でぼーっとしているアタマでは、 みなしごハッチの歌(笑)ぐらいしか思いつかんが、あのアニメも歌もあまり好きでは無かったので(笑)却下。

 

 

 ああ、いたいた(笑)、スティングが(笑)。

 スティングという名(芸名?笑)は「蜂の針」から来ているというハナシを、だいぶ昔に読んだことがあるぞ。

 正直、スティングというヤローはあまり好きでは無いんだが、ザ・ポリスは大好きだったので、まぁ、ヨシとしよう。

 

 「マジック」  発表当時(’81)賛否両論を巻き起こしたアルバム『ゴースト・イン・ザ・マシーン』からのシングル・カット。

www.youtube.com

 

ゴースト・イン・ザ・マシーン

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  • アーティスト:ポリス
  • 発売日: 2011/11/09
  • メディア: CD
 

 

 

 

 あぁ、まだあった(笑)。

 バービー・ボーイズ

 彼らの音楽はそんなに好きというわけではなかったが、杏子サンが好きだった(笑)のでアルバムは何枚か持ってた(笑)。

 2ndアルバムは『Freebee』っつうんだから、まぁハチなんだろう(笑)。

 「負けるもんか」  『Freebee』収録のヒットシングル。

www.youtube.com

 

Freebee

Freebee

 

 

 

 

 もうひとつ思い出した(笑)。

 久保田利伸Honey B」

 でもYouTubeで見つからなかった(笑)ので、同じくアルバム『KUBOJAH』に収録されている「雨音」をドーゾ(笑)。

www.youtube.com

 

KUBOJAH

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  • 発売日: 2019/10/01
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 ほかにもあったような気がする(笑)けど、思い出せんモンはしょうがない(笑)。

 このへんで許して欲しい、と消えつつある右側(笑)も申しております。

 

佐野元春の物語は、ここから始まった

 

BACK TO THE STREET

 

 前回、佐藤奈々子佐野元春の関係についてアルコトナイコト(笑)言及したが、今回さらに調子に乗って(笑)、そのことについてもう少し踏み込んでみようと思う。

 だるころさん、読んでくれているだろうか?

 

 佐野元春のデビュー・アルバム『Back To The Street』には、一曲目から最後の曲まで、二人の幸せな日々から、その別れ、そしてその後の二人について、物語風に曲が展開されている。

 ワタシは個人的にそう思っている。

 いままで誰もこんなこと言ったことは無いかもしれないが、このアルバム『Back To The Street』は恐るべきコンセプト・アルバムである、と思う。

 

BACK TO THE STREET

BACK TO THE STREET

  • アーティスト:佐野元春
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: CD
 
BACK TO THE STREET(紙ジャケット仕様)

BACK TO THE STREET(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:佐野元春
  • 発売日: 2005/12/21
  • メディア: CD
 
BACK TO THE STREET

BACK TO THE STREET

  • 発売日: 2014/04/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 なお、曲の解説で述べる元春と奈々子についての言及は、あくまで、ワタシの解釈、想像の産物であることを断っておきたい。

 

 

 

 

01.夜のスウィンガー

02.ビートでジャンプ

 

 若い二人。

 都会の生活。

 元春、はち切れんばかりのエネルギーで都会の夜を謳歌している。

 青春=軽快なロックンロール!

 

 

 

 

03.情けない週末

 

 何かが微妙に変わり始めている。

 「<生活>といううすのろ」が二人の障壁になりつつある。

 おそらく、奈々子がデビューしたことで、二人の生活と心にすれ違いが生まれてきているのか。

 いや、それ以上に……

 

 

 

 

04.プリーズ・ドント・テル・ミー・ア・ライ

 

 前回紹介した佐藤奈々子の2ndアルバム『Sweet Swingin’』を最後に、元春ー奈々子のソング・ライティング・チームは解消。

 ワタシの推測だが、おそらくレコード会社と奈々子の所属事務所による「元春外し」が行われたのではないか。

 

 

  そんなにまで冷たくしないで

  本当の君は違うはず

  だから Please don't tell me a lie

  この胸が張り裂けそうだぜ

 

  きっと雨が君を濡らすだろう

  君のタオルは 小さすぎて

  濡れた身体を ぬぐいきれないだろう

  I said please don't tell me a lie

 

 

 プロのシンガーとして生きていくために、元春にウソをつき、冷たい態度を装う奈々子。

 しかし、元春はそれを見抜いている。

 結果、奈々子の運命がどうなるかも、見抜いている。

 

 

 

 

 

05.グッドタイムズ&バッドタイムズ

 

 ワタシの中では大切な曲のひとつ。

 イイ時もあればワルイ時もある。

 今がワルイ時なら、次はイイ時が来る。

 夜明けの来ない夜は、無い。

 

 

 

 

 

06.アンジェリーナ

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 言わずとしれた代表曲だが、解説は割愛!

 

 

 

 

 

07.さよならベイブ

 

 物語はいよいよ佳境に(笑)。

 

  ドアをたたけば 誰なのと君

  扉の鎖を はずしておくれ

  今は閉じている 君の翼に

  もう一度 ふれさせてほしい

 

 

 夢を追うために、恐らく別れる決意をしたのは奈々子の方。

 

 

  君の前じゃ言えなくなるから

  この歌に 全てをたくして

  さよならbaby

  淋しいのは君だけじゃないのさ

  だから いつまでも

  きれいでいてね

 

  だから いつの日も

  迷わないでね

 

 元春も、それが彼女の為ならと、悲しいエールをお送りながら「さよなら」を言う。

 それしかできることは、無い。

 この時、元春はおそらく、泣いている。

 

 

 

 

 

08.バッド・ガール

 

 互いにさよならをしてから、どれだけ経ったのか。

 友人とふと訪ねた店で、彼女を見かけてしまう。

 

  「さよならはいつしたの?」と

  誰かがたずねる

  わからない 答えられない

  新しい愛も さがしてみた

  あてもない気持ちのままに

 

  Bad Girl

  どうしたらいいのか

  今はもう わからないのさ

 

 

 そうした もがくような状況のなかで、元春は自身のなかでも何かが変わってきていることを感じている。

 心の中に「火」が灯り始める。

 そして、ついに……………。

 

 

 

 

 

09.バック・トゥ・ザ・ストリート

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  すべてのブルースに 灯りともして

  ・・・・・・・・

  通りすぎたもの 燃やしてきたのさ

  ・・・・・・・・

  奪われたものは 取り返さなければ

 

 

 元春は人生最大の決断をする。

 Back To The Street! 

 自分も奈々子のようにプロのシンガーになるんだ!

 プロの、Rock Musicianに!!

 でも、奈々子のように、プロデュースを人任せには、絶対にしない。

 そのためには…………。

 

 佐野元春の、長い物語、永い旅は、ここから始まった。

 

 

 

 

 だるころさん、今回は元春ファンでもあるアナタのために書かせていただきました。

 だるころさんが、大変な状況にあることを、初めて知りました。

 この記事そのもの、このアルバムの物語そのものが、だるころさんへのエールとなっています(一応そのつもり.笑)。

 イヤ、誰かと別れろ(笑)とか、そういうことを言ってるんじゃなくて(笑)。

 

 

 元春は逆境の中で、新たな道を模索し、それをつかみ取りました。

 模索するなかで渡米、大きな刺激を受けて帰国後、長年の相棒となる伊藤銀次と出会いました。 (アルバム『SOMEDAY』付録ブックレットより)

 イヤ、渡米をすすめているワケでは決してなく(笑)。

 

 

 つまり、逆境のなかでの苦しい経験こそ次なるステップへの踏み台になる、ということを言いたかったのです。

 だるまさんは転んでもすぐに、そのバランス感覚で起き上がることができる。

 そして元春が銀次と出会ったように、「人」との出会い、「人」とのつながりが大事なんだと思います。

 

 

 釈迦に説法だとは思います。

 それにだるころさんの苦境がいかほどのものかも分からずに、気軽なことを言って、ごめんなさい。

 しかし、ワタシができる応援の仕方といえば、これしかないのです。

 これがワタシの応援の仕方なのです。

 微力もいいところですが、心を込めて応援してます。

 ガンバレ!だるころさん!!!

 

 

 

 最後の10曲目「Do What You Like」は、「勝手にしなよ」という日本語の副題になっていますが、だるころさんもご存じの通り歌詞の内容は、そのような突き放したネガティブなものではなく、もっと明るいポジティブなものです。

 「Do What You Like」の意味も、もっとポジティブなものだとワタシは思ってます。

www.youtube.com

 そこで最後にこの言葉を、佐野元春さんから、だるころさんに向けて、カッコ良く(笑)送っていただきます。

 

 Do what you like

 and

 You can go anywhere!!

 

 

 

甘酸っぱく、切ない夏 ~邦楽編~

 

A LONG VACATION

 

 

 

  

 

杏里  「夕なぎ」

www.youtube.com

 さあ、男どもよ、泣くがいい。

 いきなり本日の真打の登場である。

 

  君を思い出すよ たそがれの海

  ふたりでよくここで話したものさ

  素直になれない僕に傷ついてた

  微笑みに隠しても

 

  風がとまる

  It's the silent twilight

  ただひとり

  淋しささえ受け止めてあげられないまま

  季節が I'm missing you

  君を連れて

 

  「勇気を出さないと失うものよ」

  口笛吹くように君がつぶやく

  どうして聞こえないふりをしたのだろう

  横顔ばかり見せて……

  ……………………

 

 うぅ………もう……書けない………。

 涙でキーボードのアルファベットでさえ滲んで見えない。

 

 なぜワタシはこの歌でかように泣くのか、ワケは聞かないでほしい。

 gori 🦍 たるワタシが、やっとのことで付き合うことが叶ったゴリ美(仮名)。

 ゴリ美を早々に(笑)失った……………………ウホッ。

 

MOANA LANI

MOANA LANI

  • 発売日: 2016/11/16
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

「夕なぎ」

  派手さはないが美しい名曲が詰まった『MOANA LANI』に収録。

 

 

 

 

 

大滝詠一  「雨のウェンズデイ」 

A LONG VACATION

A LONG VACATION

  • 発売日: 2014/04/10
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

   海が見たいわって言い出したのは君の方さ

   降る雨はすみれ色 Tシャツも濡れたまま

   Wednesday

 

   さよならの風が君の心に吹き荒れても

   ただぼくは 知らん顔つづけるさ だって今日は

   Wednesday

 

 雨が降るなか、「海が見たい」と言った彼女。

 別れ話を持ち出すつもりで。

 それが分かっていながら車を出す男。

 愚かな男である。

 別れ話を切り出されても、ポーカーフェイスを続けるしか出来ないのか。

 まったくもって愚かな男である。

 うぅ………、ゴリ美…………(←いつまで続けるんかい!笑)

 

 

 

 

 

佐藤奈々子  「ミューズの恋人」

SWEET SWINGIN'+2(2017 リマスター)

 未だデビュー前の佐野元春とソングライティング・チームを組んでいたパートナー(恋人同士だったという説もある)、 佐藤奈々子

 

 物憂げなウィスパー・ヴォイスで聴く者を魅了した’77年の名作2ndアルバム、 『Sweet Swingin’』

 なかでも、ひときわ異彩を放っているのがこの「ミューズの恋人」

 

 

 ミューズ

 ギリシア神話の音楽を含む芸術を司る女神。

 

 作詞は佐藤奈々子本人である。

 ミューズが佐藤自身のことを指しているのだとすれば………。

 「ミューズの恋人」とは佐野元春、その人なのではないか。

 ゲスの勘繰り的にワタシはそう思っている。

 

 

  眠れない夏が終わっても

 

  二人はダンスに夢中

  

  青い夜にほほえむ

 

  ミューズの月は

 

  愛しい踊り子たちを

 

  つつみこむ

 

 

 眠れない夏の夜をともに過ごした二人。

 しかしこの幸せは永遠には続かないのではないか。

 なぜかそういう気にさせられるのである。

 佐藤奈々子の声、曲調などを聴いていると、この二人の儚い運命を暗示しているようでもある。

 

 現実の佐藤奈々子佐野元春の関係は、徐々に疎遠なものになってゆく。

 その後、ソロアーティストとしてデビューを果たした佐野元春は、一気にスターダムをのし上がってゆく。

 佐藤はその後も紆余曲折を経ながらも成功とは程遠い音楽活動を地道に続け、むしろフォトグラファーとして成功を収めてゆく。

 

SWEET SWINGIN'+2(2017 リマスター)

SWEET SWINGIN'+2(2017 リマスター)

  • 発売日: 2017/06/28
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 アーティスト(ミューズ)として、そして佐野元春のパートナーとして。

 佐藤奈々子の最高の一瞬をとらえた、滴る果実のような作品である。 

 

 

 

 

 

  

 

 

PSY・S   「青空は天気雨」

Mint‐Electric

 熱くたぎるひと夏の欲情恋愛感情にまかせてカップルになったはいいものの、いざ付き合ってみると、いつの間にか多くなるのが すれ違い

 すれ違いはやがて小さなヒビとなり、亀裂は少しずつ広がって大きな溝となる。

 ことここに至っては、深い溝を埋めるのも難しくなる。

 

 ワタシはすれ違いの多発を感知すると、大きく舵を切って相手に合わせまくる という荒ワザ(笑)を繰り出したものだが、あまりうまくいったという実感は無い(笑)。

 

 なぜなのかな?

 だれか教えてちょうだい。

 

Mint‐Electric

Mint‐Electric

  • 発売日: 2016/05/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

松田聖子   レモネードの夏

Pineapple

 夏は別れの季節でもある。

 別れたあともウジウジウジウジ彼女のことを想い続けるのは、哀しいことにオトコの方が圧倒的に多いように思われる。

 かたや女性の方はと言えば、こちらがビックリするくらい切り替えが早いものである(※個人の意見です)。

 

 この歌の主人公である女性。

 ケンカ別れしたばかりの彼に会うのを心待ちにしている様子。

 仲直りしたいのかな?

 

  あとあなたに逢えれば

 

  もう一足 早い夏

 

 

 しかし、彼女が彼に逢いたかった理由。それは………。

 

  逢いたいのは未練じゃなく

 

  サヨナラって 涼しく言うためよ

 

 

 おぉ……、あろうことか(笑)………。

 涼しく言うんだって(^▽^;)

 

 ひょっとしたら女性にはかなわんのかもしれん。

 そうおぼろげながら最初に悟った高2の夏であった。 

 

Pineapple

Pineapple

  • 発売日: 2014/04/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 夕方から飲み会のため(笑)、急ぎ書かせていただいた今回。

 いかがだったでしょうか。

 気づいて見れば、YouTubeでご紹介できたのが杏里の一曲のみというテイタラク

 だって、ライブ音源や、誰だか知らん人(笑)のカバーしか無いんじゃねえ。

 とは言え、ここにお詫びいたす次第。 m(_ _)m

 

 最近ナンダカお詫びばかり(笑)してるな、ワタシは(^▽^;) 

甘酸っぱく、切ない夏 ~洋楽編~

 

 今週はあまり時間が無いので、音楽の紹介だけというカタチで!(笑)

ハード・キャンディ

 

 

  甘酸っぱく、切ない夏の思ひ出……。

 

  アナタにもあるはずだ。

 

 

  無いとは言わせん(笑)。

 

 

 

 

 これを聴けば、若き日のハートブレイク(笑)な夏が、イヤでもアナタの胸によみがえるはずだ。

 今宵は切ない想い出に浸り、その胸を思い切り掻きむしって欲しい(笑)。

 

 

 

 

ネッド・ドヒニー 「ヴァレンタイン」

www.youtube.com

 夏の男女。

 だいたい何かやらかすモノである。 

 この歌でも、どうやら男は彼女のことを疑ってしまったらしい。

 ギシンアンキに陥ったんですな。

 

 ヤレ、他の男と喋っていた、だの。

 ヤレ、海でビキニ姿の彼女を他の男どもがチラチラ見ていた、だの。

 ヤレ、こっそり電話してただろ、だの。

 ヤレ、スカートが短すぎるんじゃないか。

 ヤレ、白いシャツが汗でスケスケだ。ダレモミルンジャネーコノヤロー。

 

 分不相応に魅力的な彼女を持ってしまったオトコの夏(笑)は、まことに気が休まるヒマが無い。

 すっかり脳が飽和状態(笑)になってしまったオトコは、ついに言ってはならぬ一言を彼女に向けて放ってしまうのである。

 

 彼女は男のもとを静かに、あるいは罵声を浴びせて(笑)かは知らんが、離れていってしまう。

 いつまでもウジウジと思い続けるのはオトコの方。

 この歌はそんな歌である。

 

 せっかくの名曲をすっかり台無し(笑)にしてしまった感は否めないが、とりあえずはこれを聴いて泣いて欲しい(笑)。

 ホントいい曲なんですよ。

 

Hard Candy

Hard Candy

  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 「ヴァレンタイン」  ハード・キャンディに収録。

  

 

 

 

 

 

ラズベリー 「トゥナイト」

www.youtube.com

 夏の夜は、ナンダカ分からんがうまくいきそうな(笑)気がするものである。

 ここにもオロカな男が一人(笑)。

 

 夜の街。

 ジブンに微笑みかけてくれた娘に猪突猛進!!

 

  今夜、僕は君を愛するよ

  君も今夜、僕を愛して欲しい

 

 と、周囲もドン引き(笑)のド真ん中ストレート勝負!

 

 

 フッ……、世の中そんなに甘くは無いのだ。

 

 この結末がどうなったかは誰も知らない(笑)。

 

 

 夏の夜というのは、イロイロと勉強させてくれるものである。

 若い頃のボクって勉強好きだったんだなぁ(笑)。

 勉強はしても、学習はしない男(笑)。

 

Side 3

Side 3

  • 発売日: 2008/07/08
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 「トゥナイト」  「Side3」に収録。

 

 

 

 

 

シールズ&クロフツ 「サマー・ブリーズ」

www.youtube.com

 夏の終わり。

 夏の終わりのビーチ。

 夏の終わりの夕暮れ。

 

 破綻せずにすんだ(笑)男女にとっては、夏の終わりの夕暮れの海も、キラキラ黄金色にしか見えないのだろう。

 ワタシは「夏の終わり」と聞いて、「空虚」(笑)というコトバしか思い当たらない(笑)。

 この曲のもの悲しい旋律とコーラスは、そんな哀しい男の背中にさらに追い打ち(笑)をかけてくるのである。

 

Summer Breeze

Summer Breeze

  • 発売日: 2009/06/21
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

 いかがでしたか。

 曲の紹介だけと断わったハズなのに、なぜかキーボードを打つ手が止まらず(笑)、おかげで「甘酸っぱい」どころか、思いっきり「塩っ辛い」(笑)内容になってしまったことをお詫びせねばならない。

 

 次回もこの調子(笑)で、「邦楽編」を。

 甘酸っぱくなるか、塩っ辛くなるか(笑)はワタシのチョーシ次第(笑)。

 

 あぁ、もうこんな時間だ。

 明日も朝4時に出勤。

 もう寝ないと。

 ではみなさん、お先におやすみなさい(^o^)ノ

 

人も、人を包む世界も、日々、変わり続けるものだから  

 

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 これは今週のある現場で撮った一枚である。

 

 いや、実際は撮ったというより撮ってもらった(笑)のだが。

 

 四季によって、天候によって、さまざまに色彩や表情を変える日本の自然と風景。

 こういうモノトーン的世界も日本らしくていいですな。

 

 林立する巨大な人工物である高圧鉄塔も、大空の下では実にちっぽけな存在に見える。

 

 

 ここは再度、泉谷しげる 「春夏秋冬」にご登場願おう。

 

kagenogori.hatenablog.com

 

www.youtube.com

 

 

   季節の無い街に生まれ

   風の無い丘に育ち

   夢の無い家を出て

   愛の無い人に会う

   ‥‥‥‥‥

   今日ですべてが終わるさ

   今日ですべてが変わる

   今日ですべてがむくわれる

   今日ですべてが始まるさ    「春夏秋冬」より

 

 

 

 この歌は「春夏秋冬」というタイトルとは裏腹に、色彩感はまったく無い。

 四季の移ろいとともに描かれるのは、無味乾燥な人生のなかでの出会いと別れ、それでも代わり映えの無い日常。

 モノトーンの世界。

 

 しかしこの主人公が渇望するのは、そういったモノトーンの日々を抜け出した先に待つはずの、色彩ある日々である。 そのための変化、である。

 

 変化なくして進歩も進化も無い。

 ただ、そこに向かう姿勢だけはブレずに。

 しかし………

 

 

 

 

 「ぼくはいつもぶれている」

 

 

 音楽家細野晴臣翁の名著(といっても対談形式だが)分福茶釜における翁の第一声がこれである。

 

 

 常に「ブレない」ことが評価され、常に「ブレない」姿勢がカッコイイとされるのが、この世の中。

 

 逆に「ブレる」ほうはというと、フラフラしてるだの、一貫性が無いだの、コラマジメニヤッテンノカだの、まぁ散々である。

 

 

 常にスピード感ある成果を求められ、何もかもに「ゴーリテキ」を求める社会にあってはいたしかたの無いこと、ではある。

 

 

 しかし細野翁は、その姿勢、その考え方に、のっけから冷や水を浴びせてくるのである。

 

 

 もちろん、「ブレない」ことが大切であることは言うまでもない。

 

 

 早い話、行きつけのラーメン屋の店主が、

 

  「ボクはいつもブレている」

 

なんて言って、毎日味は変えるわ、盛り付けは変えるわ、値段も変わるわ、では常連客も店のスタッフもタマったもんではないだろう。

 

 そういうことは、フレンチレストランの「~ シェフの気まぐれランチ ~」ぐらいに、とどめておいてもらいたいものである。

 

 

 

 細野翁「ぼくはいつもぶれている」と言った真意とは何なのだろうか。

 

 翁は言う。

 「中庸」が大事なんだ、と。

 

 中庸

 右にも左にも、アッチにもソッチにもいかず、ただド真ん中をヒタスラ真っ直ぐに歩く。

 ということでは実は無いんだよ、と翁は表情も変えずにのたまうのである。 

 

 翁の考える「中庸」とは、右も左も、アッチもコッチも、両方行かないとその間の真ん中にはならんよ、ということなのである。

 

 

 アッチとコッチの中間(=境の場)にいて、両方を自由に往き来する存在にトリックスターがいる。

 まさに『境の場の住人』トリックスターたる細野晴臣の面目躍如であろう。

 

 なお、境の場(の住人)、トリックスターについてはワタシの歴史ブログ『古代史は小説より奇なり』をご参照のほど。

 今月中に読者登録された方には、モレ無く「kagenogori握手券」が当たります。 (←ウソですよ!ウソ!笑。 つーか、そんなもんイラネーヨって話だよな.笑)

 

 

 ハナシを戻せば(笑)、細野翁が言うにはそれは「振り子」のようなもの。

 振り子は常に揺れているが、その中心は常に変わらない。

 揺れる、ブレる、振動する、というのは宇宙の法則。

 綱渡りだって、静止したら倒れてしまう。

 綱の上で常にブレているからこそ、安定する。

 人間の観念も同じだよ。

 変わらないもの、安定したものを求めるのならば、常にブレろ。

 

 というのが、翁の主張。

 中庸、という概念に関する解釈が細野翁の言う通りでタダシイのかどうかは、ワタシは知らん。

 細野ファンでもあるワタシは、ただ、この”教え”を読んでアリガタイ気持ち(笑)になるだけである。

 

 

 

 常に変化している(ブレている)からこそ、変わらないモノ、安定したモノが得られる。

 これも一つの考え方であろう。

 

 

 

 実は文学にしても映画にしても、そしてRockにしても、「永遠に変わらないサムシング」(真実…愛…etc.)を求めて、日々、あるいは時々刻々と変化を続ける人生、あるいは心理を描いているものが多いようにも思う。

 先ほどは、変わらない日々を抜け出すための変化、そのためのブレない姿勢、と言った。

 

 「変わらないモノ」のための「変わるモノ」。

 「変わるモノ」のための「変わらないもの」。

 

 両者は陰陽のごとく、互いに補い合う相補的関係にあるのだろう。

 どちらかが欠けても、マズイことになる。

 

 「ブレないこと」がもてはやされる昨今の合理主義的世界では、尚のこと、ブレることの重要性はもっと語られてもいいはずである。

 

 変化を、ブレることを、恐れるな。

 

 なぜなら、人も、人を包んでいる世界も、常に変わり続けるものだから。

 

 

 

 

 

 

 てなワケで、今回はタイトルに「チェンジ」の付く曲を集めてみました(^^)/

 

 歌詞の内容は、あえて詮索しない(笑)でいただきたい(^▽^)

 

 

 

ザ・スタイル・カウンシル 

 「マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ」

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 これは、5分を越える12インチヴァージョン(懐かしい!!笑)。

 ワタシはこの曲を聴くときは、このヴァージョンしか聴かないことにしている。

 フツーのヴァージョンとはカッコよさが全然違うからね。 

 

シンギュラー・アドヴェンチャーズ

シンギュラー・アドヴェンチャーズ

 

 

 

 

 

 

カルチャー・クラブ 

    「チェンジング・エヴリデイ」

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 名盤『カラー・バイ・ナンバーズ』の中の一曲。

 このアルバムは他にも名曲が目白押しだが、ワタシのお気に入りは「タイム」「ミス・ミー・ブラインド」

 

カラー・バイ・ナンバーズ

カラー・バイ・ナンバーズ

 

 

カラー・バイ・ナンバーズ (2002 Digital Remaster)

カラー・バイ・ナンバーズ (2002 Digital Remaster)

  • 発売日: 2003/03/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

 とどめはこれだ。

フィッシュボーン 「チェンジ」

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 これも名盤『トゥルース・アンド・ソウル』の一曲。

 ミクスチャー・ロックの寵児として暴れまくった彼らにしては、珍しく美しい曲(笑)。

 

 

  オレたちの心の奥深くには

 

  愛がある

 

  君にもわかるだろう

 

  それはオレたちには 変化を求めて叫ぶことが

 

  できると確信させてくれるような愛なんだ

 

  このオレの目の前で

 

  踊っていた暗雲は 青空に消えてしまった

 

  それでオレの目にもハッキリと見える

 

  オレたちは変化を求めて 声を上げられるんだ

                      「チェンジ」より

 

Truth and Soul

Truth and Soul

  • アーティスト:Fishbone
  • 発売日: 2017/10/13
  • メディア: CD
 

 

Truth And Soul

Truth And Soul

  • 発売日: 1988/09/13
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

 細野晴臣分福茶釜 (ヨクヨク考えるとこの「分福」の字も違うような気が……。笑)は、細野さんのこのようなアリガタイ教えが一杯に詰まっていながら、ジツに読みやすく楽しい本である。

 ダマサレタと思って一度読んでみられよ。

 

細野晴臣 分福茶釜 (平凡社ライブラリー)

細野晴臣 分福茶釜 (平凡社ライブラリー)

  • 作者:細野 晴臣
  • 発売日: 2011/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 ナニ、洗脳される心配など無用。

 細野さん自身がブレッブレなんだから(笑)。

つ、ついに………ブロガーバトンが………………来ちゃった♡

 

 その瞬間、ワタシの視線はその一点にクギヅケとなった。

 ジュンさんのブログを読んでいるときのことだ。

jyunsaotome.hatenablog.com

 

 そうかぁ、ジュンさんのとこにもブロガーバトン来ちゃったかぁ。

 

 などと呆けたアタマで読んでいると、次なるバトン受け渡しの儀式(笑)が。

 4人いるとのこと。

 

 ん……? ちょっとイヤな予感………。

 

 

 

 一人目、ko-todoさん。

 おぉ…………。

 

 

 

 二人目、kageno……………………………………………!!

 

 !!!!!!!

 

 どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どう………………………!!!

 

 

 鏡は見ていないが、その時のワタシのゴリ顔はマンドリルのようにキレイな青色になってたに違いない。

 正直、そこから先は読めなかった(笑)。

 いつも楽しみにしているピヨちゃんのことも、その時は気が付かないほどだった。

 

 

 まさに青天の霹靂とはこのことである。。。。

 ホントにどうすれば……。

 

 

 つい数日前、佐馬鷹さんがやはりバトンを受けられた記事へのコメントで、

 「難しそうですね(笑)。ワタシなんて百年たってもムリです

みたいなこと(笑)を書いたばかりなのに…。

 

 そうだ!

 佐馬鷹さんのその記事にそのやり方が書いてあったような……。

 半ば震える手で(←ホントです)早速確認。

 

 フムフム、まずフォーマットをデスクトップにコピーして、Illustrator………………ムリムリムリムリムリムリムリ!

 ワタシには、ムリ!(笑)

 

 (佐馬鷹さん、ホントにスミマセン………。ひとえにワタシのレベル(笑)の低さによるものですm(_ _)m)

 

 

 

 

 こうなれば、やはりあの禁断の手を使うしかないのか…………。

 

 

【禁断の手】

 手順1:ブロガーバトンのフォーマットが掲載されている記事(この場合はジュンさんの記事)をプリントアウトする。

 

 手順2:出力されたフォーマットに手書きで書き込んでいく。

 

 手順3:必要事項を書き終えたら、カミサンのスマホで撮ってもらう。

 

 手順4:撮った写真をパソコンにメールしてもらう。

 

 手順5:送られたブロガーバトン写真をこの記事に貼り付ける……。

 

 

 書きながら涙が(笑)出てきた。

 このような手を使うわけには、絶対に行かない。

 ゴリラにだってプライドはある。

 このような手を使って記事に上げようものなら、ワタシはその後一ヶ月、何も手に付かず、自宅の窓からただ虚空を見つめながら物思いにフケる生活を送ることになるであろう。

 それはゼッタイに避けねばならぬ。

 

 

 ならば、最後の手段 ……………… パスだ(笑)。

 逃げる(笑)、それしかない。

 

 そう決意(笑)を固めたワタシは恥を忍んで、ジュンさんにお断りのコメントをしたためた。

 皆様のなかにはワタシのことをオトコギがあるとお褒めくださる方もいらっしゃるのですが………

 フフ……ワタシって実はこういうオトコなんですよ、フフフ………………😢

 

 

 しばらくして返って来たジュンさんのコメント(要約)。

 「気にしないで!これは自由なんで。でも僕が参考にさせてもらったうらさんの記事の案内を追加で載せときますね(^_-)-☆」

 

 実際のジュンさんのコメントは、もっとワタシを気遣う温かいものだったのだが、その時のワタシにはこのような文面(笑)に見えてしまっていたのだ。

(ウィンクの顔文字もありませんでした.笑。 ジュンさん、ごめんなさい)

 

 

 ジュンさんの返事はワタシの逃亡(笑)を容認してくださるものだったのだが、なぜか(笑)、退路を断たれた(笑)ような気がした。

 

 とりあえず、逃げるという方向性(笑)はそのままに、せっかくジュンさんが案内してくださったうらさんの記事だけは見ておかねばなるまい。

 

ura-sima.hatenablog.com

 この記事にも手順が箇条書きで丁寧に書かれてあった。

 が、………

 うーむ、ムズカシイ(笑)。

 

 しかしワカラナイ言葉(笑)などを検索で調べながら、そして時間もかなり掛けながら、ナントカ必死に食らいついて(笑)、うらさんが示してくれた手順の通りに進めていくと、

………なんと! デキちゃったのである

 

 ワタシは出産の経験など全くないが、難産とはカヨウに苦しいものであったか(←女性の皆様、非難ゴーゴウお待ちしております)。

 

 

 初めての経験(笑)にワタシは舞い上がり、恥も外聞も無く(まぁ、これはいつものことなんですが.笑)、ジュンさんに「前言撤回。やっぱり挑戦させて!」という厚顔無恥、失礼キワマリ無いコメントを再度送った。

 

 ジュンさんの返事は快諾、それどころか負担をかけてしまったとワタシに謝り、さらにゆっくり自分のペースでがんばって、とエールまで送ってくださるのである。ジュンさん……( ;∀;)

 しばし、わが身を振り返る。

 

 

 ジュンさん、そして記事を参考にさせて頂いたうらさん、本当に、本当にありがとうございますm(_ _)m

 ゴリラでも出来ました(笑)。

 

 血と汗と涙の結晶がこれである。

 

f:id:kagenogori:20200711180223p:plain

 

 

  こうやってみると、やけに字が小さいな(笑)。

 

 7月の”7”だけ、なぜに少し落ち気味?(笑)

 どおりで今月は公私ともにトラブル続きなわけだ(笑)。

 

 

 

  一番古い記事

 実は三番目の記事(笑)なのだが、最初の二つは記事と呼べるものではなく、かなり恥ずかしいシロモノなので割愛!させていただいた。

kagenogori.hatenablog.com

 これにしたってかなり恥ずかしいのだが(笑)。 

 

 

 

 お気に入りの記事

kagenogori.hatenablog.com

 このころはとにかく書くのが楽しかった。

 とくにこの記事は力を入れて書いた気がする。

 読者が全くいなかった(笑)にもかかわらず (笑)。

 それだけに思い入れもあるんだよなぁ(´ω`*)

 

 

 ではいよいよ次の方々へバトンをお渡ししたいと思います(笑)。

 

 バトンをお渡ししたい方は4人おられます。

 何とすべて女性の方々、ムフフ

 

 

 まずお一人目は、ぴーちゃんさん

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 ワタシの歴史ブログの方にもお立ち寄りいただき、あたたかいコメントで勇気づけてくださいます。

 鋭いコメントでタジタジとさせられることもしばしばですが(笑)。

 

 

 お二人目は、mapuさん

www.mapu888.net

 関西地方のいろいろと楽しい情報を届けてくださいます。

 ときおり放たれる(笑)音楽情報もありがたいです。

 

 

 三人目の方は、Sketchさん

sakuranotubomi.hatenablog.jp

 那須の美しい自然や可愛らしい生き物たちをキレイな写真で紹介してくださいます。

 たまに描かれるイラストもプロ級に近いのではと、絵心無い芸人のワタシは考えてます。

 

 

 4人目の方は、すまりんさん

 いつも楽しい旅の話題を美しい写真で紹介してくださる方で………

 と思ってたらなんと他の方からバトンを受けとられていた!

 あ!しかもすまりんさん、ぴーちゃんさんをご指名! ( ゚Д゚)

 

 ………世間って狭いものですな(笑)。

 ぴーちゃんさんすまりんさん、またの機会があれば(笑)またお願いいたしますm(_ _)m

 

 

 mapuさんSketchさん、改めて、お願いできますでしょうか?

 お二方がお忙しい身なのは重々承知しているので、別に受け取られなくても、全然ナットクです(*^_^*)

 どうか、ご無理だけはなさらずに。

 

 

 なんだかドタバタした記事になってしまいましたな(笑)。

 今回は音楽情報はお休みということで(笑)お願いします。

 力尽きたんで(笑)。

 

 

母よ、娘よ、恋人よ、もう泣かないで ノー・ウーマン、ノー・クライ


Live!

 

 

 いまだ続無くならないさまざまな差別。

 

 そしていまこの瞬間も、地球上のどこかで誰かが虐げられ、また、多くの血が流されている。

 

 

 

  いったいどれだけの血が流されれば、

 

 

  いったいどれだけの涙が流されれば、

 

 

  この世に平和が訪れるというのか

 

 

 正確かどうかは、わからない。

 何かで読むか聴くかした一節だ。

 詩だったか、歌詞だったか、聖書の一節だったか。

 それさえもうろ覚えである。

 

 

 

 400年前、奴隷としてアフリカから西インド諸島に強制的に連れてこられた黒人たち。

 その子孫でもある、ジャマイカボブ・マーリーは、歌うことで世界に訴えた。

 いまから47年前のことである。

 

 

   400年の間 何一つ変わらない

  400年もの間 誰一人気づいていない

  なぜやつらはいまだに

  俺たち貧しい若者にひどい仕打ちをする?

  

   さぁ、行動を起こそう

  その時が来た

  一緒に来るんだ

  自由の国に

  そこで俺たちは人間らしく

  自由に生きるんだ

                      「400years」 

 

 

 

 47年前に彼らが夢見た「自由の国」は、いまどこにある?

 

 

 

 

 

  苦しみは もうたくさんだ

  悩みなんか もういらない

  

  争いごとはもうごめんだ

  愛だけが 俺たちを守り

  正しい方向へと導いてくれる

 

  俺たちに必要なのは愛なんだ

 

  憎しみ合い、傷つけあうのは

  もうたくさんだ

 

  俺たちに争いは必要ない

  戦争なんか 必要ない

  苦しみも悩みも争いも すべて必要ないんだ

               「ノー・モア・トラブル」

 

     *1

 

 

 

 47年間、この訴えは未だに世界の為政者の耳には届いていない。

 

 

Catch A Fire

Catch A Fire

  • 発売日: 2001/03/27
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

キャッチ・ア・ファイアー+2

キャッチ・ア・ファイアー+2

 

 

 

 

 差別、争い。

 そのたびに、血は流され続けている。

 そのたびに、男たちは、さらに憎しみを募らせ、怒りをあらわにし、武器をとる。

 さらに多くの血が流される。

 

 

 そのたびに、涙を流すのは女性たち。

 母であり、妻であり、子供たちであり、彼を愛する人である。

 

youtu.be

 

 

 せめてこの歌だけは、彼ら為政者たちの耳に届いて欲しい。

 そして差別や暴力を捨てられないひとたちにも。

 これを聴いて心が動かなければ、それはもう人ではない。

 金の亡者か、権力の亡者か、それともただのサディストか。

 

 ワタシは人に対して訴えているつもりだ。

 それはボブ・マーリーも同じだろう。

 彼らが人であることを祈る。

 

Live!

Live!

  • 発売日: 2007/06/28
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

*1:以上、 『キャッチ・ア・ファイアー』に収録