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林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

真夏に汗かきたい人オススメ!珠玉のロックン・ロール・ナンバー ベスト選

 前回は夏を涼しく過ごせる洋楽Popsナンバーを紹介しましたが、イヤイヤ、夏は熱く激しい曲で汗を思いっきりかきたい!という方もいらっしゃると思うので、今回はそのようなアナタにオススメの夏に聴きたいロックン・ロール・ナンバーを紹介しましょう。

 

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース 「ハート・オブ・ロックン・ロール」

スポーツ (30周年記念エディション)

 

スポーツ (30周年記念エディション)

スポーツ (30周年記念エディション)

 
Sports 30th Anniversary Deluxe

Sports 30th Anniversary Deluxe

 

  

 いきなり出ました 「ハート・オブ・ロックン・ロール」タイトルからしてすでに熱い。

 収録アルバム『スポーツ』に同じく入っている「アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ」と同様、熱く、痛快かつ骨太で、しかも踊れるロックンロール。

 同アルバムには他にも、ソウルフルなロック・ナンバーが目白押しで、買ってソンはないと思うよ。

 

 

 

 

ブルース・スプリングスティーン 「ノー・サレンダー」

Born in the USA 

Born In The U.S.A.

Born In The U.S.A.

 

 

  

 熱い、熱すぎるぜ、ボス!

 普段からうっとうしいくらい(笑)に熱い「ザ・ボス」ことスプリングスティーンの、感動的なまでに(笑)熱いロック・ナンバー。

 叩きつけるようなビートと、ボスの扇情的なまでの熱きヴォーカルに心震える。

 真夏にこれ聴いてりゃ、かき氷3杯はイケそうです。

 『ボーン・イン・ザ・USA』収録。ちなみにこのアルバムのタイトル曲「ボーン・イン・ザ・USA」は、マジでうっとうしいくらい熱過ぎるので、夏に聴くときは熱中症対策を万全に!

 

 

 

 

ジョー・ジャクソン 「ホワット・ユー・ウォント」

ボディ・アンド・ソウル

 

ボディ・アンド・ソウル

ボディ・アンド・ソウル

 
Body And Soul

Body And Soul

 

  

 ソウルフル&ダンサブルなロック・ナンバー。 

 収録アルバムボディ・アンド・ソウルはジャケット(ジャズの巨人ソニー・ロリンズBLUE NOTEから出したソニー・ロリンズvol.2』のジャケットのパロディ)を見る限りジャジーな雰囲気に満ちている。

 一曲目は確かにそうだが 「チャ・チャ・ロコ」「ハッピー・エンディング」といったダンス・ロック・ナンバーや、メロディアスなバラードなど、内容はバラエティに富んでいる。

 ねっとりとした夏の熱い夜に聴きたい。

 ビートの効いたアップテンポのロックンロールを聴きたいなら、『アイム・ザ・マン』収録の「オン・ユア・レイディオ」がgood。シンプルにカッコいい。

アイム・ザ・マン

 

アイム・ザ・マン

アイム・ザ・マン

 

 

 

 

 

 

ザ・プリテンダーズ 「ミドル・オブ・ザ・ロード

ラーニング・トゥ・クロール

 

ラーニング・トゥ・クロール

ラーニング・トゥ・クロール

 

  

Learning To Crawl [Expanded and Remastered]

Learning To Crawl [Expanded and Remastered]

 

  

 この曲も相当に熱い。

 なんたって発売当時の邦題が「情熱のロックンロード」笑)ですから。ある意味これに勝てるロック・ナンバーなどございますまい。

 激しく叩きつけるビート、これがロックだと言わんばかりのリフ。

 そして極めつけは大姉御クリッシー・ハインドのVocal。

 普段はシルキー・ヴォイスで鳴らしている姉御に、ここぞとばかりにドスの効いた低音ヴォイスでまくしたてられたら、我々オトコどもはもうひたすらひれ伏すしかないのである。ムチ打たれるしかない(笑)のである。それぐらいの快感(笑)ということで。

 『ラーニング・トゥ・クロール』収録。

 

 

 

  

エアロスミス 「イート・ザ・リッチ」

Eat The Rich [Explicit] 

ゲット・ア・グリップ

ゲット・ア・グリップ

 

 

Get A Grip

Get A Grip

 

  

 今だったら問題になってるでしょうな、このジャケット写真。

 それはともかく、重低音のド迫力という点において、この曲の右に出る曲などあるだろうか?(いや、ない)

 この轟音サウンドは病みつきになる。この曲は小さい音で聴いていては全く意味がない。大音量で聴くべし。

 体を動かさずとも、汗ビッショリ。 『ゲット・ア・グリップ』収録。

 

 

 

 

ハニードリッパーズ 「シー・オブ・ラヴ」

Honeydrippers 1

 

Honeydrippers 1

Honeydrippers 1

 
The Honeydrippers, Vol. 1 [Expanded]

The Honeydrippers, Vol. 1 [Expanded]

 

  

 ここらで、真夏の夜にピッタシのバラードを一曲。

 ジャケットから想像つく通り、オールディーズ感たっぷりのメロウなスロー・バラード。’59のヒット曲のカバーで大ヒットした。

 レッド・ツェッペリンのVocalロバート・プラント旦那がシックのリーダー、ナイル・ロジャース旦那を誘って結成したバンド、ハニードリッパーズ

 ファースト・アルバム『ヴォリューム・ワン』は他にも、ダンサブルなロック・ナンバーや甘いバラードに満たされており、別世界(古き良きアメリカ)に誘われたような夢見心地で酔わせてくれる。

 ちなみに当アルバムが発表されてから既に35年経っているのだが、『ヴォリューム・ツー』はいつ出るのだろうか。

 

 

 

 

ロス・ロボス ラ・バンバ

ラ・バンバ

 

La Bamba

La Bamba

 

  

 伝説のロックンローラーリッチー・ヴァレンス

 この曲を発表した直後の’59年、乗っていた飛行機の墜落事故で、同乗していたバディ・ホリーらとともに突然の死。まだ17歳(!)だった。

 これは’87年に公開された彼の伝記映画ラ・バンバの主題歌として、ロス・ロボスがカバーしたもので、世界的大ヒットとなった。

 収録されているサントラ盤は、他にも名うてのミュージシャンたちが、レジェンドたちになりきって当時のヒット・ソングを歌う(バディ・ホリー役がマーシャル・クレンショウ!)という感涙モノ。

 

 

 

 

ヴァン・ヘイレン 「ホット・フォー・ティーチャー」

1984 

1984

1984

 

 

1984

1984

 

  

 このヒトたち、見た目はバカっぽいが、やってることも相当バカっぽい。これ、一応ホメ言葉ね。

 しかしこの発言に疑問を感じるという方は、是非この曲のPVをご覧になることをお勧めする。内容の説明などここではしない。このPVに説明の要無し!

 おまけに収録アルバム『1984』のこのジャケットである。

 いまだったら、目クジラ立ててキーキー金切り声でまくしたて出す正義感あふれるヒトビトの目のカタキにされるに違いない。古き良き時代だったんだなあ(笑)。

 もちろん、当時にしてもヴァン・ヘイレンだから大目に見てもらえてた、というのもあるかもしれない。

 そんな彼ら(笑)のバカ・パワー炸裂のこの曲。

 超高速ビート、超高速ギター(エディ・ヴァン・ヘイレン絶好調!)に負けじと煽り立てるデヴィッド・リー・ロスのVocal(ま、この人はいつも通りと言えばいつも通りなんですが)。

 真夏にこれを聴いたアナタ、脳みそはすでにトコロテン状態で、立派にヴァン・ヘイレンの仲間入りです。

 

 

 

 

ラズベリー 「トゥナイト」

Side 3

 

Side 3

Side 3

 

 

サイド3+2(紙ジャケット仕様)

サイド3+2(紙ジャケット仕様)

 
Side 3

Side 3

 

 

 この夏に、甘酸っぱく切ない経験をしたいというアナタ(”切ない”は余計か)。

 バック・ミュージックにおすすめしたいのが『SIDE3』に収録のこの曲。文字通り、甘酸っぱく切ない青春を演出してくれます。

 もちろんそのような青春の日々を懐かしみたい貴方にも。

 

 

 

 

ザ・ローリング・ストーンズ 「シー・ワズ・ホット」

アンダーカヴァー

 

アンダーカヴァー(紙ジャケット仕様)

アンダーカヴァー(紙ジャケット仕様)

 
Undercover (2009 Re-Mastered)

Undercover (2009 Re-Mastered)

 

  

 やはり出ましたストーンズ。何も足さない。何も引かない。説明不要のロックンロール。

 ただ黙ってこのグルーヴに身をゆだねるべし。

 アンダーカヴァー収録。

 同アルバムは他にも痛快なロック・ナンバー満載の「ロックンロールの玉手箱」。

 さらに汗をかきたい方は、ライヴ盤スティル・ライフが超おすすめ。

Still Life (Reis)

 とめどを知らないロックンロールの嵐。

 今まで挙げてきたなかで、これが最強かもしれない。聴いた後はアタマん中が真っ白で、何もする気が起こらない(笑)。

 

Still Life (2009 Re-Mastered Digital Version)

Still Life (2009 Re-Mastered Digital Version)

 

 

 

 

 

 

 

 

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 「ゲット・アップ、スタンド・アップ」

ライヴ!<2CDデラックス・エディション>

 

Live!

Live!

 

 

ライヴ!<2CDデラックス・エディション>

ライヴ!<2CDデラックス・エディション>

 
ライヴ+1

ライヴ+1

 

  

 最後に紹介するのは、歴史に残る超名盤『ライヴ!』のラストを飾るこの曲。

 とにかくこのアルバムを汗をかきながら「通し」で聴いて欲しい。

 途中 「ノー・ウーマン、ノー・クライ」で涙しつつも、加速度的に高まるグルーヴの海に浸りながら、感動のラストへとなだれ込む。

 これを聴いて熱くならないヤツなどいないだろう。

 

以上です。汗をかきすぎて脱水症状などならぬよう、お気をつけアソバセ。