Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

晩秋、そして冬へと向かう色彩

オータム

 

 北米の美しい大自然や田園風景を、流麗に表現するピアニスト、ジョージ・ウィンストン

 

 彼の名曲は数あれど、秋の息を呑むような色彩の移り変わりをここまで表現しきった曲は、他にはないだろう。

 

「Autumn Colors/Dance」

 

 

 

 

 

 

 同じく名盤『オータム』から、有名なこの曲を。

 

「Autumn Longing/Love」

 

Autumn (Piano Solos)

Autumn (Piano Solos)

  • 発売日: 2020/01/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

 

 

 サンクスギヴィング ・・・ 感謝祭。

 

 いまでは「感謝祭」と言えばジャスコとかの大売り出し(笑)ぐらいしか思い浮かべんが、元々の感謝祭は北米大陸に移住した清教徒たちが、最初の収穫を神に感謝したとかしないとか(笑)が始まりらしいのだが、詳しいことはよく知らん(笑)

 

 まぁ、七面鳥を食う日だと聞けば、一気に親しみ(笑)が湧くが、ワタシはもちろん食ったことはない(笑)

 

 あぁ、あこがれの七面鳥の丸焼き💗(*´▽`*)

 

 ワタシの大薄解説(笑)で台無し感丸出し(笑)だが、彼は相変わらず郷愁漂う美しいメロディを奏でてくれる。

 

「Thanksgiving」

 

December

December

  • 発売日: 2020/01/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

 

 

 

  Forbidden Forest ……… 禁じられた森。

 

 ………森とは本来、大自然を司る神々のもと、精霊たちや生き物たちの楽園であり、人間たちは彼らの許す限りにおいて、その恵みを享受することができた…………

 

 「歴史」が始まる以前においては、人々はそのように「畏れ」と「感謝」を抱きつつ、森と接してきたのかもしれない。

 

 歴史時代が始まってのち、「文明国」では森が大幅に縮小し、現代においてさえも森を愛する人たちや森を神聖視する人たち、森の重要性を説く人たち、大自然のしっぺ返しを恐れる人たちの心配や反対をよそに、森を金もうけの手段としてしか認識しない人たちによる森林の収奪は、全世界でその惨状を露わにしている。

 

 神秘性を纏い、ある種の畏れの感情を以て人々に敬された「禁じられた森」は、すでに歴史上の遺物となってしまったのだろうか。

 

「Forbidden Forest」

 

 

 

 

 

 

 Troubadour ・・・ トゥルバドール、吟遊詩人。

 

 森を抜け、山を越え、国から国へ、街から街へ、村から村へ、唄を吟じながら漂泊する吟遊詩人。

 

 昔も今も、ずっとワタシの憧れであり続けている。

 

 ワタシが西行法師とスナフキンに憧れるのもそのゆえである。

 

 芭蕉もきらいではないが、ちょっと違う気がする。

 

 

「Troubadour」

 

 吟遊詩人に限らず、漂泊する芸能民たちは古今東西を問わず、怖れと差別の対象にされたりもしたが、それはまた別の話。

 

 

 

 

 

 The Cradle ………ゆりかご。

 

 森はさまざまな恵みを生み出し、また育む。

 

 それはまさに大地の女神(大地母神)の子宮であり、ゆりかごともなる。

 

 森で育まれた動植物は、また森の中で一生を終え、それはまた新たな生命を生み育む種となり糧となる。

 

 「死と再生」の概念は、当初、まさに森における哲学だったはずである。

 

 人々が農耕の中にその概念を見出したのは、そのずっと後、数千年も数万年もあとのことである。

 

「The Cradle」

 

 

 

 

 

 

 

 

 Snowmanという映画で使われた曲らしい。

 

 この映画のことはよく知らないが、「Walking In The Airというタイトルを以ってこの美しい曲を聴くとき、ワタシには雪がフワフワと舞うイメージ冬の精霊が森の上空を漂うイメージなど、さまざまなイメージが思い起こされるのである。

 

「Walking In The Air

 

Forest

Forest

  • 発売日: 2020/01/01
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  これから季節は静かに晩秋に向かう。

 

 そしてその先は冬。

 

 自然の情景を思い浮かべながら、移り変わる季節を見つめてみるのもいいだろう。