Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

ウララカ&ボンヤリな春にオススメの洋楽~”春の宵闇”編

ナイト・イン・ニューヨーク

 

 

 

 

 エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズ

『ナイト・イン・ニューヨーク』

 

 

 あとひと月もすれば桜前線の話題がニュースを賑わすんでしょうな。

 待ち遠しい。

 

 ”春はあけぼの” なんて言葉もありますが、ワタシが春で一番好きな時間帯は宵の口あたり。夕暮れ時から宵闇が迫る頃

 それも花見のシーズンが始まりそうな時期がいいですな。

 まだ薄ぼんやりと空の朱さが残り、花見用のぼんぼりがポツポツと灯る頃。

 生暖かさと夜の冷気が混じり合うなか、夜桜見物への期待感を含んだ、ザワザワとした街の空気感。

  唐突ではあるが、そのような「春の宵」に聴きたい音楽が、ニューヨークの伊達男、エルボウ・ボーンズが解き放つ『ナイト・イン・ニューヨーク』

 ウキウキと心が浮き立つリズム。

 ゴージャスなホーン・セクション。

 甘くささやく男女のVocal。

 そして何と言っても全曲口ずさみたくなるキャッチ―(死語?)な曲満載という奇跡の贅沢さを誇るアルバムなんである。

 これを聴かずには始まらないし、終わらない。

 

 

 

 

シャカタク

『ナイト・バーズ』

 

NIGHT BIRDS

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  • 発売日: 2017/01/16
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
ナイト・バーズ+1(紙ジャケット仕様)

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『インヴィテイション』

 

INVITATIONS

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  • 発売日: 2017/01/16
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
インヴィテイションズ(紙ジャケット仕様)

インヴィテイションズ(紙ジャケット仕様)

 

 春の夜と言えばやっぱり『ナイトバーズ』だね。

 ロンドン発のこういった音楽を、当時は(現地の呼び名に合わせて)カッコつけて”Jazz Funk”なんて言ってたが、ようするにフュージョンである。

 でもコレを嫌いな人なんて多分いないんだろうな。

 卓越したメロディラインと細かく刻まれるリズム。

 ”粒のそろった音”が流れるような圧倒的キーボードプレイ。

 

 『インヴィテイション』(商品名はインヴィテイションとなっているが当時は『インヴィテイション』だった気がする)は、””だけでなく”温かな午後”に聴いてもハマる作品。

 「ロンリー・アフタヌーンという美名曲もあるしね。

 

 

 

ティーヴィー・ウッズ

『スティール・ザ・ナイト』

 

スティール・ザ・ナイト(生産限定紙ジャケット仕様)

スティール・ザ・ナイト(生産限定紙ジャケット仕様)

 

 

 正直それほど知名度があるヒトでもないんだが、初めて聞いた人はそのクォリティの高さに驚くハズ。

 見ての通り黒人アーティストなのだが、その音楽はまさに春の柔らかな陽光のようなAOR

 POPなメロディにキラキラしたサウンド

 黒人アーティストらしい歯切れのいいVocalとグルーヴ感。

 不当に評価が低いと思うのはワタシだけなんだろうか?

 

 

 

 

マーヴィン・ゲイ

『ミッドナイト・ラヴ』

 

ミッドナイト・ラヴ(レガシー・エディション)

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ミッドナイト・ラヴ(期間生産限定盤)

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【Blu-spec CD】ミッドナイト・ラヴ

【Blu-spec CD】ミッドナイト・ラヴ

 
ミッドナイト・ラヴ

ミッドナイト・ラヴ

  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

  実はコレ、季節にカンケーなく聴けるのだが、ワタシはなぜか春に聴くのが好きである。

 

 モータウン時代の『ワッツ・ゴーイン・オン』『レッツ・ゲット・イット・オン』といった”優しく包み込む”ような作品も素晴らしいが、

 

CBSに移籍後発表された本作『ミッドナイトラヴ』は、本当はこういうことがやりたかったんだろうな」と誰もが納得してしまう充実ぶり。

 一曲目の「ミッドナイト・レディ」でいきなり度肝を抜かれ、2曲目のメガヒット・バラード「セクシャル・ヒーリング」で身も心もとろけさせ、そのままイキオイで聴かせ切る。

 マーヴィン・ゲイの才能ほとばしる、渾身の大傑作。

 その不幸な死はいまだに受け入れがたい。

 

 

 

   

ルーサー・ヴァンドロス

『Forever,For Always,For Love』

 

Forever, for Always,..

Forever, for Always,..

  • アーティスト:Luther Vandross
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2002/02/04
  • メディア: CD
 

 

 ルーサー・ヴァンドロス圧倒的最高傑作、と個人的には思う。

 彼の”黒っぽさ”が最も発揮された作品。

 ”甘美””官能” 、そして”黒っぽさ”

 音楽にそれを求めているのなら、これを聴けばいい。

 もちろん彼のスウィートな歌声は春にピッタリ。

 

 

 

 今回の記事を書いていて気付いたコトがある。

 ここで紹介したのはなんと全て、ワタシが高校2年~3年だったときに小遣はたいて買ったモノばかり。

 ’82~’83年にかけてかな。

 ええ、受験戦争の真っただ中でした(笑)。

 個人的にナニカ思い入れでもあるんだろうか(笑)。