いやぁ~、暖かい。
こういう日は山仕事(林業)してても気持ちがいい。
春は確実に近づいておりますな。
というかすでに春 (笑)。
『アナザー・ページ』
グラミーを獲った前作デビューアルバム『南から来た男』が”夏”なら、春はこれ。
曲の良さは保証付き。
シルクのようなメロディ。
シルクのようなVocal。
春の優しい日差しのなか、コレを聴きながら畳の上で寝転び、たゆとうていたい(笑)。
マイ・ブラディ・バレンタイン
『愛なき世界』
歪んだノイズなんだかギターなんだかよく分からん(笑)音を重ねて織り上げたようなサウンド。
このアルバムはもう30年近く聴き続けてきて大好きなんだが、こういうのをRockのジャンルのひとつとして「シューゲイザー」というのだそうである。
つい最近知った(笑)。
つかみどころのない”甘美な浮遊感” は春そのもの。
『ワン・ステップ・クローサー』
ドゥービーズにしか出せない”チャキチャキ・ギター・サウンド” はすっかり影をひそめ、マイケル・マクドナルド流のAORバンドと化してしまった最後のアルバム。
その後再結成しやがったが(笑)。
基本、ドゥービーズのアルバムはどれも春向きではあるのだが、その中で一番春向き といえば、ワタシはこれを推す。
春のキラキラした陽光を思わせるメロディとサウンド、その確かさ。
そして柔らかく温かなマイケル・マクドナルドのVocal。
ジャケットもなんとなく春の日の出っぽい(笑)。
『マネー&シガレッツ』
キホン的にブルース・ロックなんだけど、初心者の人でも聴きやすいPopさ加減。
なによりも熱過ぎない(暑苦しくない)感じ、リラックスした感じが春にピッタリ。
『ザ・スミス』
春ってとっても気持ちのいい季節なんだけど、反面、ナンダカわけのわからないボンヤリとした不安に包まれるコトってないです?
その「ボンヤリした不安」をそのままRockにした(笑)のがザ・スミスのメジャー・デビューとなったコレ。
「ディス・チャーミング・マン」
「ユーヴ・ガット・エヴリスィング・ナウ」
といったギタリストのジョニー・マー節炸裂ノリノリアップテンポ・キラーチューン(踊れないワタシでさえ踊れそうな錯覚をするくらい.笑)もいい。
しかし春に聴くべきは何と言っても1曲目の
「リール・アラウンド・ザ・ファウンテン」
と、ラストの
「サファー・リトル・チルドレン」
、スローテンポの2曲なのである。
この”なんだかよく分からん世界観” 、そして”ボンヤリした不安感” 。
まさに春(笑)。