Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

珠玉の70's~80's Japanese Pops &Rock(14)春に聴きたくなる邦楽

So Nice

 久しぶりだなぁ、このシリーズ(笑)。

 松田聖子風立ちぬを採り上げた前回の(13)から約五か月振り(笑)。 

kagenogori.hatenablog.com

 

 もうだからそろそろ高校野球の話題もやりたいんだが、センバツあるかどうかわからないからね(😢)。

 

 

 

MAMALAID RAG

 『SO NICE』

So Nice

So Nice

  • アーティスト:MAMALAID RAG
  • 発売日: 2014/05/14
  • メディア: CD
 
So Nice

So Nice

  • 発売日: 2014/06/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 『LIVING』

LIVING

LIVING

  • アーティスト:MAMALAID RAG
  • 発売日: 2011/07/20
  • メディア: CD
 
LIVING

LIVING

  • 発売日: 2011/07/20
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 『the essential MAMALAID RAG

the essential MAMALAID RAG

the essential MAMALAID RAG

  • 発売日: 2014/04/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
the essential MAMALAID RAG(初回生産限定盤)(DVD付)

the essential MAMALAID RAG(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:MAMALAID RAG
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: CD
 

 

  真っ先に紹介したいのが、このMAMALAID LAG

 

 朝のキラキラした透明な空気。

 あたたかな午後のまどろみ。

 爽やかな初夏の風。

 

 優しく温かいメロディに乗る、優しく温かいVocal。

 小さなガラス玉のように美しく、それでいてぶ厚く確かなサウンド、高いクォリティ。

 そのすべてに ”Mellow” という形容詞が付く。

 

 こう書くと大瀧詠一を思い出す人も多いだろうが、まさに大瀧詠一にそっくりなんである。

 メロディセンスもVocalも、サウンドも。

 あえて言えば「屈託をすべて取り去った大瀧詠一 (笑)のような。

 大瀧さん、屈託だらけ(笑)というか、ちょっとヒネ曲がっていた(笑)もんね。

 まあ、そこに凄みというか深みが生まれていたわけだけど。

 まあとにかく、POPSに大瀧さん並みのクォリティを求めたいヒトには絶対おすすめデス。

 大瀧さんより”柔らかい”分、春っぽいし(笑)。

 

 

 

大瀧詠一 

  『EACH TIME』

EACH TIME 30th Anniversary Edition

EACH TIME 30th Anniversary Edition

  • アーティスト:大滝詠一
  • 発売日: 2014/03/21
  • メディア: CD
 
EACH TIME 20th Annniversary Edition

EACH TIME 20th Annniversary Edition

 

  大瀧さんについてズイブンヒドイコト(笑)書いてしまったザンゲというわけではないけど、これも春に聴きたいアルバム。

 ’84年発売当初のオリジナル盤には無かった「Bachelor Girl」が、この20th、30th盤には追加され、曲順もオリジナルとはガラッと変わっている。

 個人的にはオリジナル盤の曲順が好きなんだけど。

 大瀧さん自身も、当時の雑誌インタビュー(たしか『MUSIC STEADY』だったと思うのだが…)で、 「曲順にはこだわって時間をかけた」みたいな発言をしていたハズなんだけどなぁ(笑)。

 「魔法の瞳」で始まってこその”春の名盤”なのだが。

 

 

 

PSY・S

 『PIC-NIC』 

PIC‐NIC

PIC‐NIC

  • 発売日: 2016/05/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 松浦雅也氏が奏でるナンダカよく分からん名前(笑)のシンセサイザー的楽器(こういうトコロにド素人感が出ますな.笑)の、乾いたビートにのった歯切れの良いサウンド

 CHAKAの伸びのある気持ちの良いハイトーンVocal。

 類まれなるPOPセンスのなかに、どこか懐かしさを覚えるメロディ。

 から初夏にかけてのPSY・Sは最強である。

 うららかな春の日射し舞う坂道を歩きながら聴きたい(笑)。

 

 

  

伊藤銀次 

 『STARDUST SYMPHONY』

STARDUST SYMPHONY ’65-’83

STARDUST SYMPHONY ’65-’83

  • アーティスト:伊藤銀次
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD
 
STARDUST SYMPHONY '65-'83

STARDUST SYMPHONY '65-'83

  • 発売日: 2016/04/06
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 春の夕暮れ時から宵闇にかけて、FMラジオを聴くように聴くアルバムである。

  これを聴くたび、心が辛く苦しい夜に抱きしめるようにして聴いていた若い頃を思い出す。

 「ビューティフル・ナイト」は自分にとって大切な曲となっている。

 

kagenogori.hatenablog.com

 

 

 

佐野元春 

 『Cafe Bohemia』

Cafe Bohemia

Cafe Bohemia

  • アーティスト:佐野元春
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: CD
 
Cafe Bohemia(完全生産限定盤)(アナログ盤) [Analog]

Cafe Bohemia(完全生産限定盤)(アナログ盤) [Analog]

  • アーティスト:佐野 元春
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: LP Record
 
Cafe Bohemia

Cafe Bohemia

  • 発売日: 2018/03/14
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

  就職したての春、これを聴いては心を奮い立たせていたものである。

 これからの人たちにも是非聴いて欲しいアルバムである。

 歌詞の内容などよく分からんでもいい。

 実際、よくわからん歌詞だから(笑)。

 ただ、よく分からんでも、なぜかココロが沸き立つ、奮い立つ。

 それで充分なんである。そして、それが大事。

 ROCKとは、そういうもんである。ヘリクツは要らんのである。

  

 

 

上々颱風

 「菜の花畑でつかまえて」

上々颱風2

上々颱風2

  • アーティスト:上々颱風
  • 発売日: 1991/03/21
  • メディア: CD
 
上々颱風2

上々颱風2

  • 発売日: 2016/04/13
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 これはアルバムではなく、名作上々颱風2』のラストに収録される曲である。  

 ある意味、究極の癒し曲である。

 どういうことかというと、心を「バカ」にして聴ける曲(笑)なのである。

 これを聴いているとウジウジ悩んでいる自分がバカバカしく思える。

 ウチ(内、あるいは家)に籠もってないで、春は野に出て日射しをいっぱいに浴びよう。

 チョウが舞う花を愛で、カエルやオケラが顔を出す田んぼのあぜ道を踏みしめよう。

 なんだか本当にバカっぽいが(笑)、そんな気にさせてくれる曲である。

 そして究極のフレーズ。

  

  愛はメロディ、リズムは生命(いのち)

    愛に生命(いのち)を吹き込んで”

 

 なぜだかワタシは、ここでいつも感動するのである。

 ナミダが出そうになることもある。

 何故だかは知らん。

 なぜだか知らんが、このフレーズを聴くと、ジブンを含めたすべての生命が愛おしく、大切に思えてくるのである。

 

kagenogori.hatenablog.com