豪雪もやっとひと段落、、というところでしょうか、、、
kagenogoriと愉快な仲間たちは、今日から仕事再開です（*´∀｀*）
ただ、、山に行って仕事になるのかどうかは、行ってみないと分からない（笑）
久しぶりの「旅をするなら」、、
今回は「彼岸」への旅です。
ワタシはここ数年、自分の「死」についてよく考えますが、、、
去年あたりから今年にかけて、
芸能界、、スポーツ界、、、そして音楽界、、、、、
ワタシが若い頃から親しんできた有名人、、、、
最近、その方々の訃報が続いているような気がします、、、、、
いわゆる「三大ギタリスト」の一人、ジェフ・ベック。
その死はsmokyさん(id:beatle001)のブログで知った。
他の二人、エリック・クラプトンとジミー・ペイジが、
ブルースに根付いたRockの求道者だったように思われるのに対し、
ジェフ・ベックは純粋に「ギターの求道者」だったような気がする。
その音楽をsmokyさんに教えてもらい、
ポツポツとでも聴くようになったのは、やっと去年のことである。
早過ぎる死、、、のように思う。
三大ギタリストが順番に在籍したことで知られるヤードバーズ。
最初がクラプトンで二番目がペイジ。
その交替のきっかけになったとも言われるのが、
この「フォー・ユア・ラヴ」だった。
北海道の民謡、江差追分。
それを細野流にアレンジした曲で、
たしか、、当時江差追分のコンクール優勝者だった少女が歌っている。
「あの世」がチラチラと見え隠れするような錯覚に陥るのは、
ワタシ個人の思い過ごしか、、それとも細野流のマジックなのか、、、
細野晴臣 「ESASHI」
ブルースという音楽が好きだ。
何故か、と問われれば、、、、
「死」と向き合う音楽だから、、、と答えるだろう。
ブルースとはそんな音楽じゃぁ無い、と言われるかもしれない。
しかし、、、
直接「死」を歌うわけではないにしても、ブルースの背後には、
『常に「死」を意識せざるを得ない世界』が横たわっている。
そのような世界にどっぷりつかり、生きているからこその音楽。
ワタシにはそのように思える。
と言っても、ブルース・マンたちは「死」を恐れるわけでも無いし、
ブルースの歌が格別暗いわけでも、湿っぽいわけでも無い。
むしろ乾いているその歌は、
「死」を無意識に近くに感じているからこそ、力強い。
それは、自らの置かれた不遇な状況さえも笑い飛ばすような力強さでもある。
彼らは身近の「死」に出会っても、
とりあえずは哀しみの感情を封印するかのように、
ただ乾いたブルースを歌うのだ、、
こういう追悼の仕方があってもいい、、、
Ｗ.Ｃ.カラス 「誰かが死んだら靴を見るといい」
富山県の高岡を拠点に活動するブルース・マン、Ｗ.Ｃ.カラス。
本業は林業（本人は「樵（きこり）」と言っている）。
現在では日本最高のブルース・マン、、だと思う。
ほかに「やがて死にゆく者たちよ」という曲もある。
一緒に夢を追いかけつつも叶うことなく、、ほどなくして世を去った友。
死んでしまった友や、その叶えられなかった夢、、、
そして同じ夢を追いかけた仲間たち、、、
伊藤銀次は、
そのすべてに「ビューティフル・ナイト」は降りてくると歌った。
伊藤銀次 「ビューティフル・ナイト」
オイルにまみれたモーター・バイク、、
瓦礫のなかのゴールデン・リング・・・・
ボロボロさ誰かのレザージャケット、、、
悲し気なタイヤの跡・・・・
誰かの「死」を暗示する歌詞、、、
それは一緒に「なにか」を追い求めた友なのか、、、
すべては想い出のなかに沈み、、
「あの夜」見えそうで見えなかったものを今でも追いかけ続ける。
佐野元春 「Rock'n'Roll Night」
これまでも紹介してきた曲。
宇宙の中の銀河。
天に召された人々が向かうところ。
彼岸としてのプリオシン海岸。
ここに行けば、懐かしい「あの人」に逢えるのかも知れない。
細野晴臣 「プリオシーヌ」
この曲を聴くたびに泣きそうになる自分がいる。
「もう逝くべき時が来た・・・」と微笑みながら。
こんな「別れ」方ができたなら、、、、
杉真理 「It's Time」
ユキヒロさんが亡くなった。
細野さんや教授とともに、世界のポップ・ミュージックの中で
ひとつの大きな潮流、ひとつの大きな時代を作り上げた。
とくにファンというわけでも無かったのだけれど、
その早過ぎる「死」はやはりショックだった。
ワタシ個人では、、、
星野源の番組に３人そろって出演していたのを観たのが最後だった。
合掌。
高橋幸宏 「SARAVAH！」
お洒落でダンディなユキヒロさん。
教授（坂本龍一）もファッションはユキヒロさんに教えてもらった、、
って言ってたしな。
時はいつまでも 同じリズムで
過ぎ去る歌を奏でる・・・
この曲のようなオシャレな「さらば！」も、
ユキヒロさんらしいと言うべきか、、、(*´ω｀*)
「いつかまた どこかで会おう、、、」
ここから写真です。
１月２６日（木） 夜明け前 吹雪いてます、、、
１月２７日（金） 朝
２７日（木） 山の様子
また降って来た、、、
パパ、雪かきがんばってるかニャ・・・ｸﾞｩ､､､､､､
１月２８日（土） 夜明け前 けっこう積もりました、、、
２８日（土） 朝日
２８日（土） 昼ごろ 晴れ間です(*^^*)
窓からお日様が差し込みます(*´ω｀*)
ビタミンⅮ製造中・・・
１月２９日（日） この日も朝は晴れました
ではみニャ様、、ごきげんよう、、、
※
当記事をUpした直後でした、、その「死」を知ったのは。
大好きだった、ほんとうに大好きだった鮎川誠さんがこの世を去りました。
７４歳。
余命宣告を受けながらも、ロックンロール・ロードを突っ走ったそうです。
存在自体が「ロックンロール」だった人。
お空に還って、、、
同じく「ロックンロール」だった妻・シーナさんに、
真っ先に逢いに行ったんだろうな。
今頃セッションで忙しいかも知れない(*´ω｀*)
いままでありがとう、誠さん！
アンタのおかげで、俺もこの歳でも「ロックンロールが好きだ！」って
堂々と言えてるよ！！
アンタのロックンロールは今でも、そしてこれからも俺の中で生き続けるだろう！
では、、、天国に行った人に言うのもなんだけど（笑）、、、
