蒸し暑くなってきましたね(*´∀`*)
ワタシたちkagenogoriとゆかいな仲間たちも、
今週火曜日(6月21日)から早出シフトとなりました(*´∀`*)
さて、、「日本の夏は熱帯である」、なんてコピーも昔ありましたが、
気候的なこと以上に、
日本列島自体が、太古から黒潮を通じて
主に南方(熱帯・亜熱帯)からいろんなものが流れついたり、
流入してくる地理的条件にあるのです。
日本自体がエスニックな面を十分に持ち合わせている、
といってもいいのかもしれません。
エスニック : 民族的なこと、もの。
特にアジア・アフリカ・ラテンアメリカなど熱い地域の
民族的なこと、ものを指すことが多い。
日本は有史前からずっと熱いアジアと交流し、移民を受け入れ、
あるいは影響を受け続けてきました。
日本はまさに熱いアジアの一部、なのかもしれません。
(もちろん有史前から北東アジアとの関係も濃厚ではありましたが)
みなさんにも、日本が熱いアジアの一部であることを
ほんの少しでも感じていただき、また楽しんでいただければと思い、
今回のタイトルを
「エスニック・ジャパン」とさせていただいた次第ですが、
音楽でそれを感じて頂けたらと思います(^ω^)
尚、今回のタイトル・・・
当初は「エキゾチック・ジャパン」という候補もあったのですが、、、
郷ひろみっぽくなるのでヤメました🙅(笑)(^▽^)
さて、、、
80年代は、エスニックという言葉が巷で市民権を得た時代でもありました。
音楽業界においても、東京を中心にその波が一気に高まったのですが、、
それを味付け的に利用する、というのではなく、
はっきりと「エスニック」を志向したのは、
アンダーグラウンド(インディーズ)とメジャーの
はざまに位置するようなアーティスト達が多かったようです。
まずはその代表的なアーティスト、
S-KENを聴いてみてください。
SーKEN 「夜はカクテル」
ラテンやら東南アジアやら、、、
とにかく熱帯音楽のゴッタ煮スープのなかにドボンとダイブ(笑)
したような潔さと面白さがありますね(*^^*)
一方、次に紹介するPINK、
ファンキーなビートと、
バリ島のガムラン音楽、あるいはケチャ(?あくまで個人の感想です)
のようなビートを融合させて、
どちらかというと「エスニック」本来の意味では無い、
「無国籍風」とも言うべき雰囲気を作り出しています。
PINK 「光の子」
正直、ナニを歌っているのかまったく分からない(笑)のですが(^▽^)
海の向こうに熱いアジアがあります。
有史前の人びとは海の向こうに思いを馳せ、夢を思い描いたのです。
そして、実際に行動に移した人々もいたのです。
例えば縄文人の航海能力は、
ワタシたちが思うよりずっと高かったことが分かってきています。
上々颱風 「海の道」
ある航海民族が突如として出現します。
以前にも全く同じことをお話したことがあるのですが、、、
「ラピタ人」と呼ばれる彼らはその後、
ポリネシア人となります。
今のハワイやニュージーランドや南太平洋の島々の人たちですね(^ω^)
(参考までに)
彼等はカヌー(ダブルカヌー等)だけで、
気の遠くなるような大海原を目指し、小さな島々に辿り着いたのです。
そこには「大海原とその向こうへのロマン」を感じる力が必要だったはず、
とワタシは思うのです。
上々颱風 「愛よりも青い海」
4000年前に突然現れたラピタ人、
彼等はどこからきたのでしょうか。
実はそれ以前から東シナ海を中心に活動していた、
優れた航海民かつ漁撈民がいたことが分かっています。
長江以南の中国沿岸部、台湾、そして日本列島の航海漁撈民です。
そう、日本の縄文人の一部もそこで活動していたと推測されており、
互いに行き来していたらしいと考えられています。
(片山一道『海のモンゴロイド』より)
つまり、、、縄文人の一部も、
4000年前のラピタ人に含まれていた可能性があるのです。
縄文人の一部がラピタ人となり、後のポリネシア人の祖先となった、、、
と考えれば、ロマンがありませんか?(*´ω`*)
慣れ親しんだ東シナ海から、さらなる広い海へ乗り出す、、その時・・・
その目に映る青い海、、、
まさに「希望とロマンの海」だったに違いありません。
上々颱風 「瞳の中の青い海」
さて、、、時代はまた80年代の東京、、、
飛行機が発達した時代となっても、
相変わらず東京湾にはひっきりなしに大小さまざまな船が出入りしています。
その入り口にあたる場所、、、横須賀の街。
軍港、という性格もさることながら、、
多くの船が行きかうのを毎日のように見ている人たちの意識は、
やはりそうでない地域のワタシたちとは、
やはりちょっと違うのではないでしょうか。
横須賀で結成され、根城としていたのも故無しとはしないでしょう。
上々颱風 「ヨコスカ・バーニング・ナイト」
「どぶ板」なんて街(商店街)の名前があるのも素敵ですね(^o^)
上々颱風 「ヨコスカ・マンボ」
ここで、、、エスニック音楽ではありませんが、
日本のロックンロールの最高峰、
シーナ&ザ・ロケッツにもこんな曲があります。
まぁ、、純粋に痛快なロックンロールではありますが(笑)(´∀`*)
シーナ&ザ・ロケッツ 「島の女のロック」
彼らの地元、福岡も
「海から様々なものが入って来る土地」の代表的なところですね(^ω^)
さて、、、
その最初かどうかはわかりませんが、、、
この人が先駆者であったことは間違いないでしょう。
この人の濃すぎるエスニック音楽(笑)を2曲、
聴きながらお別れとしましょう。
細野晴臣 「熱帯夜」
「HONEY MOON」ならぬ、夏至(6月21日㈫)明け方の「HALF MOON」
その40分後、蒸し暑さを予感させる日の出(笑)(;^_^A
昔のネコたちは、クソ暑い日をどう過ごしてたのかニャ・・・・
・・と、エアコンの冷たい空気に当たりながら想うまる殿下
皆様も猛暑や急な豪雨等にお気を付けてお過ごしください(=^・^=)
ではまた来週m(_ _)m🐱