「官能のJAZZ PIANO」第二弾。
官能とは何か。
官能が人にもたらす影響とは?
それらについて、今回は哲学的に深く掘り下げてみたいと思う。
↑ 大ウソ!(笑)(^▽^)
あまり、聴きやすいピアノを弾く人ではないのだが、その気になればこういうのだって簡単にできちゃうのだ。
「官能」はまずリラックスから(笑)
マッコイ・タイナー 「サテン・ドール」
「硬」と「軟 」、どちらのパターンでも相手を酔わせてしまうテクニシャン(笑)、トミー・フラナガン。
今回は、どちらもご堪能いただけます(笑)
トミー・フラナガン 「アイ・ラヴ・ユー」
力強い「アイ・ラヴ・ユー」。
5分36秒以降の展開が素晴らしい。
トミー・フラナガン 「ア・ブルー・タイム」
名演中の名演。
これぞトミー・フラナガンという演奏で酔わせてくれる。
ドイツからニューヨークに来た美しき女性ピアニスト、ユタ・ヒップ。
彼女の儚げなピアノに、ハート・ウォームなズート・シムズのテナーが絡む。
これぞ官能………
「コートにすみれを」
ジャズの巨人を10人挙げろと言われたら、必ず出てくるのがバド・パウェル。
まさにジャズ・ジャイアント。
天才ゆえの悲劇性を纏った彼のピアノは哀しくも美しい。
バド・パウェル
「ディア・オールド・ストックホルム」
バド・パウェル
「アイル・キープ・ラヴィン・ユー」
モダン・ジャズ以前の御大ピアニスト、アート・テイタムが病死する直前に、やはり御大テナー奏者ベン・ウェブスターと共演したアルバムは、ジャズ史のなかでも揺るがぬ名作となっている。
なお、この曲自体は6分過ぎで終了する(残り時間はブランク)。
「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」
ピアノとギターの共演は、幻想的な官能を呼ぶ。
ましてやこの二人。
確信犯である。
「ダーン・ザット・ドリーム」
孤高の変人ピアニスト(笑)セロニアス・モンク。
不朽の名盤『セロニアス・ヒムセルフ』 は、彼のソロ・ピアノ集だが、そのラストにテナーのジョン・コルトレーンをゲストに据えたこの曲を置くという粋な構成。
セロニアス・モンク 「モンクス・ムード」
今夜は、ウィスキーでもなめながらこの曲を聴き、眠りにつきたいものである。