Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

官能のJAZZ PIANO Ⅱ

アート・テイタム~ベン・ウェブスター・クァルテット+3

 

 

 「官能のJAZZ PIANO」第二弾。

 

  官能とは何か。

 

 官能が人にもたらす影響とは?

 

 それらについて、今回は哲学的に深く掘り下げてみたいと思う。

 

     大ウソ!(笑)(^▽^)

 

 

 

 

 

  あまり、聴きやすいピアノを弾く人ではないのだが、その気になればこういうのだって簡単にできちゃうのだ。

 

 「官能」はまずリラックスから(笑)

 

 

 マッコイ・タイナー  「サテン・ドール」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「硬」と「軟 」、どちらのパターンでも相手を酔わせてしまうテクニシャン(笑)、トミー・フラナガン

 今回は、どちらもご堪能いただけます(笑)

 

 

 トミー・フラナガン 「アイ・ラヴ・ユー」

 

 力強い「アイ・ラヴ・ユー」

 

 5分36秒以降の展開が素晴らしい。 

 

  

 

 

トミー・フラナガン 「ア・ブルー・タイム」 

 

 名演中の名演。

 

 これぞトミー・フラナガンという演奏で酔わせてくれる。 

 

 

 

 

 

 

 ドイツからニューヨークに来た美しき女性ピアニスト、ユタ・ヒップ

 

  彼女の儚げなピアノに、ハート・ウォームなズート・シムズのテナーが絡む。

 

 これぞ官能………

 

 

ユタ・ヒップ with  ズート・シムズ 

                 「コートにすみれを」 

 

 

 

 

 

 

 

 ジャズの巨人を10人挙げろと言われたら、必ず出てくるのがバド・パウェル

 

 まさにジャズ・ジャイアント。

 

 天才ゆえの悲劇性を纏った彼のピアノは哀しくも美しい。 

 

 

バド・パウェル 

   「ディア・オールド・ストックホルム 

 

 

 

 バド・パウェル 

     「アイル・キープ・ラヴィン・ユー」

 

 

 

 

 

 

  モダン・ジャズ以前の御大ピアニスト、アート・テイタムが病死する直前に、やはり御大テナー奏者ベン・ウェブスターと共演したアルバムは、ジャズ史のなかでも揺るがぬ名作となっている。

  なお、この曲自体は6分過ぎで終了する(残り時間はブランク)。

 

 

アート・テイタムベン・ウェブスター

      「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ピアノとギターの共演は、幻想的な官能を呼ぶ。

 

 ましてやこの二人。  

 

 確信犯である。

 

 

 ビル・エヴァンスジム・ホール

          「ダーン・ザット・ドリーム」

 

 

 

 

 

 

 

 孤高の変人ピアニスト(笑)セロニアス・モンク

 

 不朽の名盤『セロニアス・ヒムセルフ』 は、彼のソロ・ピアノ集だが、そのラストにテナーのジョン・コルトレーンをゲストに据えたこの曲を置くという粋な構成。

 

 

セロニアス・モンク  「モンクス・ムード」 

 

 今夜は、ウィスキーでもなめながらこの曲を聴き、眠りにつきたいものである。