10月1日は中秋の名月だそうで。
ニール・ヤング 「One Of These Days」
今はもう離れてしまった古い友人にあてた手紙。
自らの近況を、なんの抑揚も無く、ただ訥々と手紙にしたためるニール。
その歌声には、彼が歩んできたすべての”時間”が込められている。
聴きながら一口なめたウィスキーと共に、心にしみわたる。
ニール・ヤング 「Harvest Moon」
こういう歌を歌わせると、ニール・ヤングの右に出る者は無い。
この二曲が収録されたアルバム『ハーヴェスト・ムーン』。
飽きもせず、毎年、毎年、秋の夜長に月を眺めながら聴いている。
ウィリー・ネルソン
「ムーンライト・イン・ヴァーモント」
「スターダスト」と並ぶスタンダードの名曲。
ウィリー・ネルソンが歌うと、まだ樽の中に眠っているモルト原酒のような、ゴツゴツしながらも素朴で深い味わいがある。
ボブ・シーガー 「月に吠える」
素朴で真っ直ぐなナイス・ガイ(のハズ.笑)、ボブ・シーガー。
「月」の歌は、歌う人を選ぶのかも知れない。
「月の歌」というわけではないのだが、ボスによる月明りの下で聴きたい二曲を。
「マンション・オン・ザ・ヒル」
夏目漱石によれば、「I LOVE YOU」の和訳は「月が綺麗ですね」だそうである。
ワタシなら「今宵は永遠に」と言うね。
ン? チョット違うか?(笑)
中秋の名月、一人で愛でるもよし、大切な人と見上げるのもよし。
ワタシは大切な猫(笑)と眺めることにしよう。
どうか、見られますように。
ではこの曲を聴いてお別れとしましょうか。
ワタシのテーマソング(笑)の一つでもある。
エレファントカシマシ 「今宵の月のように」