前回に引き続き、迫力あるジャケット(笑)。
このジョージ君の表情や朱く暴発するアタマ(笑)から察するに、いつに無くお怒りのご様子。
ワタシも怒っている。
普段温厚な笑顔を絶やさずにいる(笑)このワタシが、である。
ナニに怒っている?
そりゃぁ、最近のキンペーとドナルドの仲良しコンビ(笑)にですよ。
彼らは仲良しコンビではない、と大方のヒトは思うだろう。
しかしそれはおそらく違う、とワタシはニラんでいる。
中学とか高校の時にいませんでした? そんなカップル(笑)。
級友たちの前では決して仲がいいソブリなどミジンも見せず、周りもこの二人がデキテルなんて思いもしていない。(でも気付いてるヤツは気付いてる)
しかし、ふたりは秘密の連絡方法(笑)により、実はウラでつながり、人知れず愛(笑)を育んでいた……。
連絡方法は重要である。
昔だったら、交換日記(笑)とか手紙(は無いか.笑)とかメモ紙(笑)とかを、ゲタ箱の中(笑)とか学校の裏庭に生えてる樹のウロの中(笑)とかに入れたり。
いや、誰もいないところで話せばいいのか(笑)。
今だったら、ナニ?LINE?(笑)
(笑)ばっか書いて疲れたわ(*´Д`)
とにかく、キンペーとドナルドの禁断カップル(笑)も、オモテでは如何にも仲ワルそうに見せているが、ウラではそういった秘密の連絡方法(笑)で仲良くチチクリ合っているに違いないのだ。
たまに本気の喧嘩に発展しそうになることもある。
でも、そこはアナタ、喧嘩するほど仲がいい(笑)って言うじゃないですか(^▽^)
そもそも彼らの喧嘩など、ただのジャレ合いのようなものである。
彼らは(いまのところ)本気の喧嘩などするつもりはないのである。
ただ、周り(世界)にそう見せたいだけなのだ。
ナゼナラ、そうすることでお互いにトクをするから。
ワタシはそうニラんでいる。
国際政治の裏側まで知り尽くしているデューク・トウゴウ先生も同意してくれるに違いない。
彼らは周囲(世界)をもてあそんでいる。
険悪なそぶりを見せたり、罵声の浴びせ合いをわざわざ周囲に見せつけたり、仲直りして見せたり、歯の浮くような言葉で互いを持ち上げてみせたり(それはないか、イマントコ)。
彼らの一挙手一投足に周囲が、アタフタと右往左往するのを見て笑っているのである。
もてあそんで楽しんでいるのである。
もてあそばれる方はタマったもんじゃない。
キン&ドナ(もう省略.笑)の言動の影響で、世界には不穏な空気が漂ったりする。
緊張が走ったりする。
マスメディアはギャースカ遠くで(笑)吠えたりする。
世界は次第にいがみ合う。
セカイ、ブキを集めようとする。
ブキウレル。
キンドナ高笑い。
軍産複合体モットタカワライ。
あ~、もうヤメらんねぇ。byキンドナ
こうしている間にもキン(キムではありません、念のため)とドナのスイス銀行秘密口座には、万$単位のカネが振り込まれているのだろう。
ぐぬぬ、ユルセン…。
(長すぎたSTAY HOMEのおかげで発達し過ぎた妄想癖が只今ハツドーチューです)
ではキンドナのふたりは、本当は仲がいいのかと言えばそうではない。
結局相手のことなんか100%信用していないだから。
利害が一致しているあいだは、仲がいいフリ悪いフリの繰り返しで周りを振り回していればいいが、その間でも、アワヨクバ相手より少しでも力を蓄えたり、スキアラバ出し抜こうとさえ考えているのである。
そんな関係、いつまでも続くハズが無い。
きっと、互いの頬をホンキで張り合う日がかならず来る。
ワタシの脳内地球防衛隊諜報部は、そのように警鐘を鳴らすのである。
あまり当てにはならんのだが(笑)。
万が一、サイアクの事態になったら、彼らはナニを想うのだろうか。
どうせ彼らは自ら身体を張るわけではない。
だから彼らのせいで世界中大騒動になっても、彼らは死にはしないし、傷つくことも無いし、フトコロさえ傷まない。
痛い目を見るのは彼らの手足だったり、全く無関係のハズの大勢の人だったりする。
ワタシたちは皆、 「全く無関係のハズの大勢の人」の一人である。
そしてボーイ・ジョージも。
ボーイ・ジョージを見た目だけで侮ってはならない。
’84年、USA for AFRICAの「ウィアー・ザ・ワールド」に先立つこと数ヵ月前、イギリスのトップ・ミュージシャン達で結成されたバンド・エイド。
カルチャー・クラブのボーイ・ジョージも当然のように参加した。
彼らがエチオピアの飢餓難民たちのために歌った「Do They Know It's Christmas?」のレコーディング・ドキュメントが、当時テレビで放送されたことがある(確か「ベストヒットUSA」だったか)。
レコーディング・スタジオに入る前、多くのミュージシャンが意義ある世界的チャリティーに参加することへの高揚感を語る(中には明らかにアピール目的の連中もいたが。バ***マとか.笑)なか、ボーイ・ジョージだけは違っていた。
「 (これに参加することはただの)免罪符かもね」
彼は冷めた笑みを浮かべながら、そう言ってスタジオに消えていったのだ。
ボーイ・ジョージは冷静に世界を、周囲を、そして自分を見つめ、ウソの無い言葉でそれを表現できる人なのだ。
カルチャー・クラブが「戦争の歌」を世に出したのは「Do They ~」のほんの1、2か月ほど前のことである。
この曲のなかでは次のような歌詞がある。
戦争なんて アホらしい
人間だって アホらしい
僕たちの心や指先にまで
ドンドン踏み込んでくる
……………………
新しいものを求めるあまり
ひどく遅れてしまった人々
ペリシテびと(※)のように
魔女狩りさえやらかす始末
この世界は
きみたちのために設計されたのかい?
きみのいうとおりになるのかい?
きみの指図通りになるのかい?
(※「ペリシテびと」は聖書では古代イスラエル人の仇敵として描かれるが、暗喩的に「芸術や文学に関心のないひと」という意味があるらしい)
まったく今の状況が予告されているような、されてないような(笑)内容が歌われている。
裏返せば世界は主役が交替しているだけで、その実質・実態はまったく変わっていないのかもしれない。
戦争が起こって(あるいは戦争の”影”を感じさせるだけで)、だれがトクをし、だれがメイワクをこうむるのか、その構造でさえも。
とりあえずは、キンちゃん(キムちゃんではありません)とドナ君の側近の方々。
是非この曲をそれとなく彼らに聴かせてやって欲しい。
白いお家やミドル・サウス・シーの館内放送(笑)で流すってのもアリだね(^_-)-☆
今回の「とりあえずキンペーとドナルドに聴かせてやれ。」はイカガでしたでしょうか。
本当は杉真理を取り上げたかったんだけど、イカリのあまり急遽このような記事にさせていただきました。
次回は杉真理、ではなく(笑)、
「とりあえずキンペーとドナルドに見せてやれ。」 (笑)をお送りいたします。
アーティストはJ・Lです。