Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

愛しのB級ROCK

1958年(パラダイス・シアター・クローズド)

 

 

 B級ロック。

 

 ここではっきり宣言しておくが、この「B級」は最大級のホメ言葉である。

 

 

 ワタシは基本、本格的なRockを愛する者であるが、その一方で、ちょっとチープな「B級」も、こよなく愛するのである。

 

 

 ここで紹介する「B級」の諸君(笑)たちは、もちろん、自ら「ワレこそはB級ロックの覇者たらん!」(笑)などと考えて演奏したり、歌っていたりするわけではない。

 

 恐らく本人たちはオオマジメ(笑)に「本格的Rock」をやっているつもりなのだ、多分(笑) 

 

 

 しかし悲しいかな(笑)、ナニカが足らない(笑)ばっかりに「B級」の評価にとどまっている方たち(笑)なのである。

 

 そのような、哀しくもちょっと可笑しい、親しみの湧くたたずまい(笑)も含めて、ワタシは彼らの音楽をこよなく愛するのだ。

 

 

 

 なお、B級かどうかの判定(笑)は、ほぼワタシの独断(笑)である。

 

 願わくば、ジブンのヒイキのバンドがB級にされた(笑)からといっても、怒らないで欲しい。

 たとえ怒っても、言葉は選んで欲しい(笑)

 

 先にもいったが「B級」はワタシにとって最大級のホメ言葉なのだから。

 

 これからもワタシはこれら「B級」を、おそらく死ぬまで聴き続けるだろう。

 

 

 

 

スティクス 「ザ・ベスト・オブ・タイムズ」

 

 やはりワタシにとってB級ロックといえば、このバンドが真っ先に浮かぶ。

 

 なかでもこの曲、そしてアルバム『パラダイス・シアター』はヘビロテで聴きまくったなぁ(´ω`*) 

 

パラダイス・シアター(紙ジャケット仕様)

パラダイス・シアター(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:スティクス
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: CD
 

 

 

 ちなみにスティクスと言えば、

 「ド・モ・ア・リ・ガ・ト♫」(笑)の「ミスター・ロボット」を思い起こす人も多いかもしれないが、日本のスティクス・ファンの多くは、この曲で打ちのめされてしまったはず(笑)である。

 この曲を境に(笑)ファンをやめた者も多いのではあるまいか。

 

 かくいうワタシもその一人である。

 

 案の定、と言おうか、スティクスはその後1~2年のうちに、事実上の解散状態(笑)となってしまったようである。

 

 

 

 

 ELO 「ホールド・オン・タイト」

 

 ELOエレクトリック・ライト・オーケストラ「B級」認定(笑)するかどうかで、しばらく悩んだ(笑)

 

 抵抗を感じるヒトもおられるに違いない。

 

 かく言うワタシも、ジェフ・リンは大好きだ。

 

 しかし、聴いてみるとお分かりになるだろうが、B級の良さもタップリ持っているグループなのだ。 

 

 

 

 

 

 

 サンタナは本来、B級などと呼ばれるバンドでは決してない。

 が、80年代初頭あたりの彼らはポップと言おうか、それこそB級の方へ自ら歩み寄った感がある。

 そしてこの名曲を生み出した。

 

サンタナ  「ホールド・オン」

 

 やはりカルロス・サンタナのギターはシビレる。

 

 これをエクスタシーと言わずして何というのか。 

 

シャンゴ(期間生産限定盤)

シャンゴ(期間生産限定盤)

  • アーティスト:サンタナ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 B級認定するかどうかにあたっては、ミーハー度(笑)というのも重要な要素(笑)になってくる。

 

 とくれば(笑)トーゼンこの人たちの出番である(笑)

 

デュラン・デュラン リフレックス

 

 デュラン・デュランは正直好きなバンドでは無かった(理由その一:女性にモテすぎるから.笑)が、この曲だけは「参りました」と言うしか無かった。

 やはりナイル・ロジャースの力による所が大きかったのだろうか。

 

 とにかくカッコイイの一言に尽きる。

 

 

 まぁ、このヴィデオは明らかに口パク(笑)なんだが。

 

 やはりB級(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 さて、ここで真打にご登場願おう。

 

 この人ほど「B級」の称号が似合う人(笑)は他にいるだろうか?

 (いや、いない.笑)

 

 

 ビリー・アイドル「Rebel Yell」

邦題は「反逆のアイドル(笑)」! ( ゚Д゚)

 

 注:実際の邦題には「(笑)」は付いてません(笑)(^^)/

 

 

ビリー・アイドル  「Rebel Yell」

 

 でもなんだかんだ言って、この時のアルバムは名曲ぞろいだったよなぁ。

 聴きまくりました。

反逆のアイドル

反逆のアイドル

  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

  なかでもお気に入りは「Eyes Without A Face」でした。

 

 

 

 

 

 

 ここでアメリカらしいB級ロックを2曲。

 

 

REOスピードワゴン 

「キープ・ザ・ファイアー・バーニン」

 

 この人たちの魅力は、何と言ってもこの演奏とヴォーカルの歯切れの良さ。

 

グッド・トラブル

グッド・トラブル

  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

 

J.ガイルズ・バンド 「堕ちた天使」

 

 なんだか汚らしいイメージしか無かった (笑)が、こうしてみると本当に汚らしい(笑)。

 こういう泥臭さブリティッシュには出せない味ですな。

 

 

 エリック・クラプトンが憧れたアメリカのブルース

 

 その欠かせない要素である泥臭さを、ついにクラプトンは手にすることが出来なかった。(と、ワタシは考えている。本格的(?)ブルース・アルバムを作ったりもしたんだけどね。クラプトン・ファンの方々、まぁ、そう目クジラ立てなくても.笑)

 しかしそのおかげで(とワタシは思っている)、彼は歴史的名曲をいくつも生み出すことができたのだ。

 

 天才・クラプトンが得られなかった「泥臭さ」を、アメリカのミュージシャンたちはいとも簡単に手にしているように見える。

 大地に根差した強さ、ということなんだろうか。 

 

 

 

 

 

 

 

 「B級ロックの雄」という言葉がある。

 

 いや、今ワタシが作ったのだが(笑)

 

 その言葉を冠せられるバンドといえば、今回の大トリを担うこの人たちしかいないだろう。

 

ジャーニー 

「ドント・ストップ・ビリーヴィン」

 

 

  わが愛すべきB級ロックよ、永遠に。