前回お約束した通り、今回は(ワタシの好きな.笑)ギタリスト特集。
例によって(笑)曲数が多いので、
ゆっくり時間をかけて楽しんでいただければ(●´ω`●)
’70年代中頃から’80年代後半にかけて、Popsバンドとしてメガヒットアルバムを連発したフリートウッド・マック。
そのバンドの始まりは’60年代のロンドン 。
名ブルース・ギタリスト、ピーター・グリーンを中心としたブルースバンドであった。
その名も、Peter Green's Fleetwood Mac!
もうバンド名からしてカッコイイ(笑)
が、まずは比較の意味で、、、
アメリカ西海岸のポップス・バンドとしてすでに成熟期に入っていたころの、
いかにもPops然とした’87年の名曲を聴いていただきましょう。
フリートウッド・マック 「リトル・ライズ」
Fleetwood Mac - Little Lies (Official Music Video)
成熟、というよりは爛熟期にあった彼らにふさわしい傑作、
『タンゴ・イン・ザ・ナイト』からのヒット曲。
このアルバムがリリースされた’87年は、
ピーター・グリーンがバンドを去ってから、
すでに十数年の月日が経っている。
ではここからピーター・グリーンをフロントに据えたロンドンのブルースバンドとしての彼らの演奏を2曲、何も言わずに聴いて欲しい。
Peter Green's Fleetwood Mac
「ブラック・マジック・ウーマン」
Fleetwood Mac Peter Green - Black Magic Woman (Live Boston Tea Party) 1970
「ストップ・メッシン・アラウンド」
Fleetwood Mac - Stop Messin' Round
「ストップ・メッシン・アラウンド」はワタシが彼らで一番好きな曲。
ピーター・グリーンがいた頃のフリートウッド・マックは、
ブルース・ロックというよりも、
純粋にシカゴ・ブルースを聴いているような気になる(^ω^)
ちなみに同曲が収録されているアルバム『ミスター・ワンダフル』
のジャケットに映る裸のヘンな男(笑)
はドラムスのミック・フリートウッドである。
のちの大ヒットPopアルバム『噂』で、
スティーヴィー・ニックス嬢とカッコ良くキメているダンディなオジサン(笑)
と同じ人物とはとても思えない(笑)
ピーター・グリーンがいた頃のフリートウッド・マックの人気曲だった
「ブラック・マジック・ウーマン」。
それをカヴァーして自らの代表曲にまで押し上げたのが、
やはりギターの名手であるカルロス・サンタナ
のバンド、サンタナである。
サンタナ 「ブラック・マジック・ウーマン」
Santana - Black Magic Woman - 8/18/1970 - Tanglewood (Official)
本家フリートウッド・マックと聴き比べてみて、どうでしょう?
まさに夏の夕刻に吹き抜ける心地良い風・・・
・・・・のようなサンタナのギターを堪能できる2曲を続けてドーゾ
「ソング・オブ・ザ・ウィンド(邦題:風は歌う)」
サンタナ 「ネシャブールのできごと」
Incident at Neshabur ~ Santana
「ネシャブールのできごと」。
2分50秒頃からのサンタナのギタープレイ。
これぞ官能・・・・・(*´ω`*)
このギターがあればVocalなんて要らない。
そのサンタナやジミヘンのギターに大いに影響を受けたと言われるプリンス。
プリンスを形容する言葉はたくさんあるが、
ここではギタリストとしてのプリンスにご注目いただきたい。
smokyさんに教えていただいたところによると、
ローリング・ストーン誌の
『歴史上最も過小評価されている25のギタリスト』ランキングで、
プリンスは第1位に輝いたそうである。
実は、プリンスはすごいギタリストなんである。ワタシはそう思っている。
まぁ、ギターに造詣の深い諸兄にはいろいろなご意見もあろうかとは思うが、
ワタシは扇情的なプリンスのギターが大好きだし、素晴らしいと思っている。
プリンス 「コンピューター・ブルー」
Prince & The Revolution - Computer Blue (Live 1985) [Official Video]
「コンピューター・ブルー」というタイトルからして
すでにカッコイイが、2分15秒あたりからのギタープレイが好き(*´ω`*)
プリンス 「パープル・レイン」
Prince - Purple Rain (Official Video)
ある意味プリンスの代名詞ともなった「パープル・レイン」。
大好きな曲(´▽`)
ギターといえば、ハードロック。
ハードロックのギターと言えば、、、
リッチー・ブラックモア(ディープ・パープル⇒レインボー)もいいが(好きです)・・・
やっぱり、ワタシにとっての一番はヴァン・ヘイレン!(^^)/
お待たせいたしました、
先日亡くなられた、我等が・・・・・
エディ・ヴァン・ヘイレンの登場です!(ノД`)・゜・。
’78年の彼らのデビュー・アルバム『炎の導火線』から1曲と、
ロイ・オービソンの名曲をカヴァーしてヒットした、’82年の人気曲、
併せてドーゾ!
Van Halen - Van Halen - I'm The One
Van Halen - (Oh) Pretty Woman (1982) single version
「プリティ・ウーマン」といえば、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが共演した映画『プリティ・ウーマン』が思い出されますな(*´ω`*)
この映画の主題曲となったのは、ロイ・オービソンのオリジナルの方。
曲名も「オー・プリティ・ウーマン」 。
それはともかく、この映画でのジュリア・ロバーツは、最高に可愛かったなぁ(´ω`*)
最後にジャズ・ギターの名手を一人、紹介して終わりにしましょう。
ジャズ・ギターの名手、と言えば恐らく10人中7,8人はウェス・モンゴメリーの名を挙げるのではないだろうか。
ほかにもジム・ホール、ジョー・パスなど素晴らしいジャズ・ギタリストは数多あるが、ワタシが個人的に一番好きなのはケニー・バレル。
ブルージィなギターを弾かせたら、ワタシの中では一、二を争う(笑)ケニー・バレル。
彼が夢を叶えたデビューアルバム『イントロデューシング』の、まさに渾身の1曲目がこれである。
ケニー・バレル 「今こそ夢のかなう時」
This Time The Dream's On Me - Kenny Burrell
ここで効果的かつ粋なピアノを聴かせているのは、
当ブログのジャズ・コーナー(笑)ではすでにレギュラー(笑)となっている
名盤の影にフラナガンあり、は本当である。
今回の選出に大いに不満のある方は、けっこう多いかもしれない。
なんたってエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの三大ギタリストが入ってないんだから(笑)
でもクラプトンなんかヘタな選曲をしたら、ゴリゴリのファンの方のお叱りを受けそうだし(笑)、
ジェフ・ベックの素晴らしさについては、つい最近、smokyさんに教えてもらったばかりだし(笑)、
でもこの中で一番好きなジミー・ペイジは何とかして紹介したいので、
また別の機会に三大ギタリストと、
あと大好きなシカゴ・ブルース(バディ・ガイや、、、マジック・スリム&ザ・ティアドロップス!)でいい映像があったらまとめてやりたいなぁ(*´ω`*)
そうそう、、、
デュアン・オールマンや、マイク・ブルームフィールド、、、、
ローウェル・ジョージも忘れちゃイケない。
あ!そういえばコッチさんと約束した
J.J.ケールとライ・クーダーもまだだった!
コッチさん、もう忘れちゃってるかな・・・(笑) (∀`*ゞ)エヘヘ
みなさんの好きなギタリストは誰ですか?