決まっちゃいましたね、組み合わせが。
一見、実力校と言われる高校がうまく分散したようにも見えますが、いやいや、そうでもありませんぞ。
どうして初戦からこんな対戦が…と絶句したくなるような「黄金カード」もチラホラ見えております。それこそ、どちらにも消えて欲しくない!という、高校野球ファンからすれば胸をかきむしりたくなるようなカードが…。
今年は猛暑が続きそうです。選手の皆さんや応援の皆さんには、ぜひ体調管理に気を付けて頑張って欲しいです。
ではワタシが注目するカード、ブロックなど見ていきましょう。
大会二日目の第一試合。
打倒奥川を胸に春からさらに鍛え上げてきたであろう強力・履正社打線と、長身から繰り出される140キロ後半のストレートと切れ味抜群のスライダーという、まさに宿敵奥川にそっくりの霞ケ浦・鈴木投手の対決!
色んな意味で興味深い対戦となりました。
履正社がセンバツからどれだけレベルアップしてきたか楽しみです。
二日目第二試合。
評判の本格派・前投手を擁するダークホース、三重・津田学園と、名門の名をほしいままにする古豪・静岡高校という東海対決。
レベルの高い試合が予想されますが、勝った方が、履正社ー霞ケ浦の勝者とまた対戦するというシビレる組み合わせ。
二日目第三試合。
奥川擁する石川・星稜と、これまた好投手・能登擁する北北海道・旭川大高校。
投手戦になるのか? いや、意外と点の取り合いになりそうな気がしてます。
この星稜ー旭川大が入ったブロックは、他にも智辯和歌山や高知・明徳義塾をはじめとして実力校がそろってしまいました。
ここを勝ち抜いてベスト8に名乗りを上げるのはどこか。ドキドキです。
そして四日目第三試合!
前回ワタシが「大関」に格付けした千葉・習志野と沖縄尚学という驚愕のカード!
どっちが勝つかは全く予想尽きませんが、沖縄の高校は毎年応援しているので、尚学にはセンバツ準優勝校を相手になんとか頑張って欲しい。
あと美爆音と沖縄の指笛の対決も見ものといえば見ものデス。
続く第四試合。
ワタシが注目する好投手・香川擁する香川・高松商が、強打の山形・鶴岡東と対戦。
ここから2回戦。
五日目第三試合。
ワタシが注目する広島商が、出て来れば優勝候補になったであろう西投手の創志館や関西といった強豪を抑えて出場する岡山学芸館との隣県対決に挑みます。
ワタシ個人的にも広島・岡山の高校は好きでいつも応援しているので楽しみです。
この隣県対決は確か24年前の’95年にも岡山・関西vs広島・宮島工が対戦し、このときは関西が勝っています。さて今回は。
そして六日目はワタシが東西の「横綱」とした両校が登場します。
まず第二試合。
なんと、東の横綱・神奈川東海大相模が、春の近畿チャンピオンにして、ワタシがこよなく愛する滋賀・近江高校がぶつかってしまいました。超好カード!
胸がかきむしられる思いがするのはこの試合デス。私情を交えますが、近江高校ガンバレ!
そして第四試合。
西の横綱・兵庫明石商が、二年前の優勝校・埼玉花咲徳栄とぶつかるという超好カード第二弾!
明石商の優位は動かないとは思うのですが、そこは高校野球。どうなるかワカリマセン。楽しみです。
以上がワタシが注目するカード・ブロックです。
おそらくこの中から優勝校が出ると予想シマスが、心地よい「裏切り」も密かに期待する次第。楽しみに見守りましょう。
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