秋の夜長のJAZZ 2021、
第2回目にして早くも最終回(笑)の今回。
まずは秋の夜を感じさせる(とワタシは思ってます)ジャケットが
超かっこいいアルバム『スティーミン』から、
秋の夜長にふさわしいバラードを。
「サムシング・アイ・ドリームド・ラスト・ナイト」
マイルスのトランペットは「泣いている」、とよく言われる。
「泣きのアルト(サックス)」という言葉も、
ジャズの世界ではよく使われがちではある。
一方、大好きなポール・デスモンドのアルトを、ワタシは
「微笑みのアルト」または「脱力のアルト」(笑)
と評したことがある。
では次に紹介するこの人、キャノンボール・アダレイのアルトは?
大変失礼な(笑)ことに、
「笑いのアルト」(笑)
だと評した評論家がいた(笑)(^▽^)
しからば、次の2曲を聴いていただければ、
彼のアルトが決して笑ってなどいない(笑)ことが
分かっていただけるはずである!
まぁ、この場合は、共演者であるビル・エヴァンスのおかげ(笑)
と言われても、グゥの音も出ない(笑)のだが・・
キャノンボール・アダレイ 「エルザ」
キャノンボール・アダレイ 「ナンシー」
ウム・・・・(笑)
たしかにビル・エヴァンス様々(笑)なのだが、
キャノンボールの情感を抑えつつも
その機微を丁寧に表現しているアルトも、
なかなかでは、、、、、、ありませんか?
ここらでチョイと変化球を。
この曲が秋にふさわしいかどうかは、賛否両論ありましょうが(笑)、
大好きな曲で、どうしても入れたかったので、
ブチ込ませていただきました(笑)(*´∀`*)エヘヘ
ジャコ・パストリアス 「コンティニューム」
この人のCOOLなベース(エレキベース)を聴いていると
ある種の状景が浮かんでくるから不思議である。
もちろんジャズの範疇にくくられるアーティストなのだが、
この人自身は、自分をジャズ・ミュージシャンだと思っていなかった、
というよりジャンル分けそのものに興味が無かったらしい。
何をやろうと、音楽は音楽だ、と。
速弾きの名手、オスカー・ピーターソン。
この人のピアノには「影」が無い、なんて言われたりしますが、
こんな演奏だってできる(笑)んです(´∀`*)
オスカー・ピーターソン・トリオ
「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」
だってこの人の名演は、留まるところを知らないんだもん!(笑)
この人にこんな名曲を弾かせてはイケナイ(笑)
他のミュージシャンが困る(笑)
「ディア・オールド・ストックホルム」
前回は、ジョン・コルトレーンの「スターダスト」で締めましたが、
今回、オオトリは、
ビル・チャーラップのピアノと、
シャーリー・ホーンの味わい深いVocalによる、
「スターダスト」で締めていただくことにしましょう。
ビル・チャーラップ with シャーリー・ホーン
「スターダスト」
同じ「スターダスト」という曲でも、
演奏する人、歌う人によって、
こんなにも味わいが変わるものなんですね(^ω^)
同じお酒でも、それを詰めるボトルによって
その表情が変わる、ようなものでしょうか・・・
今宵はウィスキーが進みますな・・・(●´ω`●)
kagenogoriオマケ写真館
ジツはワタシの指先が入り込んでしまいました(笑)(*´∀`*)
そして、10月14(木)、金沢の山里にて
ススキ、、、午後の光
10月14日(木) 金沢のとある住宅にて
、、、、、オイタをして叱られるまる君