Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

キンドナよ、イイカゲンにしてくれよおぉ! オレの、そして清志郎のイカリの声を聴け!

 今日は体調がすぐれず、仕事を休みマシタ。

 それなのにコンナコトやってていいのか(笑)というハナシもあるかと思いますが、そこはご容赦のほどm(_ _)m

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!注意! 

今回、ちょっとカゲキな内容になっております。チョットだけどね。

勝手ながらR10指定とさせていただきます_(._.)_

 

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COVERS

 

 あぁ……はやくフツーにタノシクRockやらPopsやらを紹介したい(T_T)

 ワタシはただ、オモシロオカシイハナシを書きたいだけなのだ。

 

 前回で終わるハズだったキンドナシリーズ。

 

 冬ソナシリーズみたいに大ヒットすることもなく、人知れず幕を降ろすはず、だった。

 

 なのに……。

 

 

 

 ヤツらがまたやりやがった!

 

 

 キンペー。

 香港国家安全法だと?

 それで?  ヒミツケーサツ?

 まぁ、ヤツが自由自治都市香港にそういうモンを作りたがっているというのはホントなんだろう。

 だいたい「」の字の前に「国家」がつくと、ほぼロクなモンではない。

 ナチスにもあったな、国家保安ナントカ(笑)とかいうやつが。

 悪名高いゲシュタポは、その下で作られた。

 ヤツは昔の独裁者がいかにもコノミそうな秘密警察を、民主都市に作ろうとしているのか。

 

 

 で、ドナルドはナニ?

 新型レーザーヘーキ?

 実験成功バンザイ?

 

 

 オマエラ子供か!   (T▽T)

 

 

 

 

 バ〇なのか? 🦌

 

 オマエらは〇カなのか? 🐴

 

 

 これじゃゴールド・カリアゲ・ジョンと、やってることゼンゼン変わんねえじゃねぇか! 

 

 

 

 どちらかというと中国の問題のほうが大きいようだ。

  他国からの忠告・批判も「雑音だ」ですませる神経。

 非常に悪い意味で中国共産党政府が「増長」している。

 香港のひとたちが本当に心配だ。

 

 

 数ヵ月前、NHKのいくつかの特集番組で香港の真の民主化・自由化を求めて、中国の政治的干渉を拒否する若者たちの姿が映されていた。

 過激思想の持主でもなんでもない、ごく普通の若者たちが、ときにデモを行い、選挙活動に奔走していた。

 その当時でも彼らは常に監視の対象とされ、また十分に危険な目にも合っていた。

 ただ自由を求めているだけなのに。

 

 中国本土の若者たちだって言いたいことは多々あるはずだ。

 ただ彼らは”声”を挙げればどうなるか、よく分かっている。

 せっかく享受している”豊かな”生活が、どういうことになるか、よく分かっている。

 だからダンマリを決め込む。

 NHKのカメラはそこまで捉えていた。

 ワタシたち日本人がそれを非難することはできない。

 できるはずがない。

 

 

 共産党政府は、香港の若者がどれだけ声を枯らして叫ぼうとも、どれだけ世界の非難を浴びようとも(その”世界”のなかに日本は入ってる )、今回の国家安全法をまるで何事もないかのように成立させてしまうだろう。

 

 

 あの若者たちのことが心配だ。

 もういい、これ以上そこでがんばらなくてもいい。

 いますぐそこから逃げてくれ。

 海外へ逃げてくれ。

 これ以上自由と民主化を叫んでも、ヤツらの耳には”絶対に”届かない。

 選挙結果でさえカンタンに無視できるようなヤツらだから。

 そこに残っていても、恐らく待っているのは地獄のような日々しかない。

 できれば、そこから逃げて欲しい。

 

 日本の政府は彼らの”脱出”を援けてほしい。

 彼らを保護するぐらいの”気概”を見せてほしい。

 こんなときのワタシたちは、本当に無力だ。

 

 日本の国も政府も対岸の火事ぐらいにしか思っていないのなら、とんだ考え違いだ。

 中国という国を侮ってはならない。

 中国共産党を見くびってはならない。

 それどころか恐らくいまは軍部の発言力が異常に高まっている気がする。

 軍部の重鎮たちが、日本を、アメリカを、どう思っているか。

 政府も、外務省も、一度ちゃんと歴史を勉強したほうがいい。

 見誤ってはならない。

 香港を見殺しにしてしまえば、必ず、日本にもやってくる。

 そうなる前に、どうせアメリカからの矢継ぎ早の”注文”が届くだろう。

 アメリカの指示を戴いて、イロンナコトをやらされるのだろう。

 

 

 

 今は亡き清志郎は、世界がこうなることを見越し、危機感を抱いていたのだと思う。

 この『カバーズ(COVERS)』は、洋楽の名曲を日本語で歌うというカヴァー集になっているが、忠実な訳詞ではなく、ほぼ清志郎チャボのオリジナルに近いものになっている

 

COVERS

COVERS

  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 発売日は1988年8月15日。

 そう、終戦記念日だ。

 

 彼らは世界の行く末を危惧し、ワタシたちにそれをぶつけてきた。

 このアルバムは清志郎の、チャボの、怒りの声に満ちている。

 

カバーズ

カバーズ

 

 

 しかし当時のワタシたちは、そこまで真剣に彼らの”声”を受け止めていなかった。

 彼らの”訴え”に真剣に向き合っていなかった。

 少なくともワタシはそうだった。

 彼らの声はワタシには届いていなかったのだ。

 

 恥を忍んで、ここに彼らの”声”を2曲だけ、掲載させていただきたい。

 すまん、…清志郎、チャボ。

 

 

「明日なき世界」

  感じねえかよ この嫌な感じを

  一度くらいは TVで見ただろ

  ………逃げ出す暇もありゃしねえ

  ………

  奴らは俺がおかしいと言う

  でも本当のことは曲げられやしねえ

  政治家はいつもゴマカシばかり

  法律で真実は隠せやしねえ

  そりゃ デモをするだけで平和がくるなんて

  甘い夢など見ちゃいねえさ

  ………

  狂ってきたこの世は騒がしいぜ

  こんなとこからは逃げるに限る

  一週間ほど宇宙旅行

  でも戻って来る場所はもとの故郷

  進軍ラッパが闇の中にひびく

  潜水艦がジェット機が国を取り巻く

 

 

「イマジン」

  天国は無い ただ空があるだけ

  国境も無い ただ地球があるだけ

  みんながそう思えば

  簡単なことさ

 

  社会主義も 資本主義も

  偉い人も 貧しい人も

  みんなが同じならば

  簡単なことさ

 

  夢かもしれない

  でもその夢を見てるのは

  一人だけじゃない

  世界中にいるのさ

 

  誰かを憎んでも 派閥を作っても

  頭の上には ただ空があるだけ

  ………

  夢かもしれない

  でも その夢を見てるのは

  きみ一人じゃない

  仲間がいるのさ

  

 

 

 キンペー。

 

 ドナルド。

 

 どうせこの”声”がキミらに届かないのは分かっている。

 ただひとつ、聞いてほしい。

 

 頼むからじっとしててくれないか。

 

 頼むからもうオレたちを解放してくれないか。

 

 頼むからもう世界を構わないでくれないか。

 

 

 ワタシはもうチカラツキタよ。

 次回は、次回こそは、杉真理の予定……デス。 タブン。