音作りがなんかカッコよくなってるっ!
のっけからジジィ大はしゃぎで陳謝デス(笑)。
しかもド素人感ダダモレの感想(笑)。
「赤い公園」記事第二弾。
4月15日発売になった新作『THE PARK』のレビュー、というか感想文(笑)である。
(第一弾はコレ↓)
「自粛疲れはまだ早い」とビシッと言われましてもデスネ、 「コロナ過」で行楽だのスポーツ観戦だの、夜の街(ワタシは関係ありませんが.笑)だの、娯楽的なモノがこうも奪われてしまっては‥‥。
ドラマをはじめとしたテレビも徐々に精気を失いつつある現状。
感染の広がりを防ぐための自粛はもちろん大事。
しかしニンゲンは何か楽しみが無いと生きていけない生き物なんです、マジメな話。
そんな我々に残された楽しみといえば、もはやパソコンをいじるか(スマホを持ってる人はスマホで. 笑)、音楽を聴くことしか残されていないではないか(イヤ、ほかにもイロイロあるヨ、というツッコミがありそうですが)。
泉谷しげる を毎日聴く(笑)わけにもいかず(前回を参照↓) 、今週届いた赤い公園はワタシにとっての最後のトリデであった。(このあたり、かなり誇張して書かれております.笑)
生き返った(笑)。
コロナで乾ききった我がココロに染みわたった。
このジジィの扱いはカンタンである。
”ちょっと元気がないな”と思ったら、赤い公園を聴かせればいいのである(笑)。
手に入れた新譜を最初に聴くときのワクワク、ドキドキ感。
これは昔、レコード針を落としていた頃とほとんど変わらない。
さぁ、聴いてみよう。
一曲目の「Mutant」から全開である。
同時にワタシの年齢に見合った理性(笑)は全壊である。
藤本ひかり のBassは相変わらずうなりまくっておる (^^♪
二曲目「紺に花」で早くも当アルバムのクライマックスに襲われる。
ビシバシBEATがはじけまくる。
4人の息の合ったGrooveがタマラナイ。
歌川菜穂 のDrumも相変わらず心地よく聴かせよる !(^^)! (このジジィはビシバシ来るドラムの音が大好きなんである)
3曲目「ジャンキー」サイコー!
4曲目、先行シングルとなった「絶対零度」サイコー!
二つ目のクライマックス!
‥‥‥‥‥‥‥
人格崩壊で二歳児なみの文(笑)しか思いつかないのでここまでにする。
とにかくスゴイのである。
一皮むけた感がある。
これは売れないとオカシイでしょ。
もし売れなかったとしたら、その責任は我々にこそ(笑)ある。
それほどの作品である、と思う。
恐るべきは津野米咲 である。
卓越したギター。
そしてすべての作詞作曲をこなす彼女。
今回の彼女の曲作りには”渾身の”という形容詞がふさわしい。
何だか作曲能力、さらに上がってないか?
すべての曲がイイのである。
ひょっとしたら新Vocalに合わせた曲作りもしてる?
ゲニオソロシキ(笑)は津野の才能である。
さて、新Vocal石野理子 。
今回の作品には”詩情”を感じる曲が多かった。
「Unite」しかり。
「ソナチネ」しかり。
「夜の公園」しかり。
「曙」しかり。
ひょっとしたら今まで(旧メンバーのとき)の曲にも、 ”詩情”は溢れていたのかもしれない。歌詞レベルでは。
しかし、おそらく日本一の女性Rockヴォーカリストである旧Vocal・佐藤千明の”歌”はGrooveが豊か過ぎて、ワタシはその詩情にまで心が向いて行かなかったのかも知れぬ。
それはあくまでワタシの責任(笑)である。
石野理子については、前回記事で「今後に期待」などと上から目線(笑)のカンジで言ってしまったが、この「 ”詩情”を感じさせるVocal」こそが彼女のストロング・ポイントなのではないか。
さてひと通り聴いてみた、この『THE PARK』 。
赤い公園の最高傑作『熱唱サマー』に匹敵する作品かどうか、聴き込みが足りない現時点ではまだ不明。
「journey」に匹敵する曲はサスガに無かったが、それはしょうがない。
あんなスゴイ曲は10年に一曲でるかどうか、であるから。
しかし「THE PARK」はかなり高いレベルで語られるべき作品であることは間違いない。
これはコロナ過で乾ききった”街”の向こう側に、突如として蜃気楼のように現れた「オアシス」である。
あとは、チアキ(佐藤千明)のソロ・デビュー・アルバムを心待ちにしたい。
P.S. ワタシは初回生産限定版(特典なし)を購入したのだが、Disc2のライヴ音源も素晴らしい。ライヴで聴くと彼女たちの演奏力の高さ がよく分かる。