Good Old Music 、Fantastic高校野球

林業家kagenogoriが70's~80'sの珠玉の音楽、そして高校野球、etc.についてのたまうブログ

BLACK POWER! WOMAN POWER!

 

Spirit in the Dark

 

 表面化し沸騰する「自由」の国アメリカの黒人差別問題。

 

 中国のウイグル族チベット族など少数民族への力による支配、虐待。

 

 言いたいことは山ほどある。

 

 ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国にも、少し腹が立っている。

 

 

 怒りにまかせて、特にアメリカと中国に対する攻撃的記事を書こうと思ってもいたが………

 

 

 正直、ガラではない。

 

 そのような記事はワタシのものではない。

 

 ワタシにはワタシのやり方があるのだ。

 

 

 いま世界でアメリカの黒人差別に抗議する運動が広がっている。

 女性軽視の風潮も根強いものがあるようだ。

 その両方に関わるのがトランプ。

 しかし、トランプを攻撃する記事にするつもりはない。

 民主党バイデンは黒人の女性を副大統領候補に指名したが、どうなんだろう?

 

 

 ここでは差別反対、トランプ反対の記事ではなく、黒人と女性をたたえるものにしたい。

 しかし悲しいかな、ワタシは称えるための言葉というものをあまり持っていない(笑)ので、例によって紹介する音楽でそれを表現したいと思う。

 

 ただ黒人と女性、別々に分けてしまうと、紹介する音楽の量もハンパないものになるので、今回は「黒人女性」ということに絞らせてもらった。

 黒人女性アーティストの音楽、である。

 黒人の愛とパワー女性の愛とパワーを感じて頂ければ。

 

 

 

 黒人女性のパワー。

 

 まずは黒人音楽の粋を集めたようなこの曲を聴いていただきたい。

 黒人の力強さ、逞しさをワタシはいつもこの曲に感じてしまうのである。

 

 

アレサ・フランクリン 

      「スピリット・イン・ザ・ダーク」

 

 この歌の内容は「暗闇の中で聖霊に出会った」ことの衝撃を歌ったものだが、今のこの時に照らし合わせれば、

「暗闇が覆っているようなこの時代に保つべき精神」

という解釈もできるのではないか。

 

Spirit in the Dark

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 今回は黒人女性をたたえるものに、と言ったが、やはりこの曲を避けて通るわけにはいかない。

 

 当時はまだ黒人に対するあからさまな差別が激しかった時代だが、彼女たち黒人ジャズ・シンガーたちは、白人の客相手に歌い、稼ぐしかなかった。

 

 それでもビリー・ホリデイは白人に媚びることなく凛とした態度を崩さず、黒人女性としての誇り高い姿勢を保ち続けた。

 

 逆にことあるごとに白人の客にこびへつらう後輩のサラ・ヴォーンをたしなめていたという。

 

 

ビリー・ホリデイ 「奇妙な果実」

 

 アメリカ南部では白人による黒人のリンチが日常的に行われていた。

 

 奇妙な果実。

 

 それは、木にぶら下げられた黒人の死体のことである。

 

 もちろん過去の話しではあるが、同じことが現在も形を変えて行われていることは、世界中が目の当たりにしている。

 

 

 

 

 

 ちょっと息が詰まりそうになってませんか?

 

 ここでちょっとブレイク(笑)

 

 みなさん、アーティストで「猛女」(笑)といえば誰を連想するだろうか?

 イヤ、これは決して女性を軽視・蔑視するコトバではなく、ワタシの中ではホメ言葉(笑)のつもり(冷や汗)。

 

 猛女。

 ワタシなどは、まずジョニ・ミッチェル(笑)が思い浮かぶが、皆さんはやはりティナ・ターナー(笑)でしょうか?

 

 

 金のために踊る、プライヴェート・ダンサー。

 ティナ・ターナーの歌が胸に迫る。

 

 

ティナ・ターナー プライヴェート・ダンサー」

 

 悲しい歌なのだが、渋谷陽一は「ティナ・ターナーが歌うとリアリティがあり過ぎる」などとホザキおった(笑)

 

 

 

 

 

 黒人女性の愛の深さ。

 黒人女性にとっての愛の大切さ。

 ワタシはこの曲を聴くと、そのことに思いを馳せるのである。

 

シャーデー   「キス・オブ・ライフ」

 

 

 

 

 

 最後にはマリーナ・ショウのニ曲を聴いて終わりにしたい。

 いずれも同じアルバムから。

 

Who Is This Bitch, Anyway?

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 黒人女性とは、かくも凛として気高き人たちなのである。

 愛を語らせたら、黒人女性の右に出るものはない、とさえ思える。

 

 

マリーナ・ショウ 「ユー・トート・ミー・ハウ・トゥ・スピーク・イン・ラヴ」

 

 

マリーナ・ショウ  「ユー」

 

 

 今年の全米オープン

 大会前から開催中にかけてずっと、人種差別への抗議を続けていた大坂なおみ選手が、アメリカを舞台にしたグランドスラムで優勝したことは、歴史の上でもなにか意味のあることに違いない。

 

秋はロマンティックなJAZZで (後)

Chet

 

 秋のジャズの後編。

 

 皆様、秋の夜、いかがお過ごしでしょうか。

 

 まずはロマンティックというより、どちらかと言えば男性向きのクールかつハードボイルドな夜の逸品を。

 

 

 

マイルス・デイヴィス 「ラウンド・ミッドナイト」

 

 ここでもジョン・コルトレーンがいい仕事してる。

 

 

 

 

 

 前編で紹介したチェット・ベイカー

 

 実は本当に紹介したかったのはこの曲だったのです。

 

「アローン・トゥゲザー」

 

 Alone Together・・・なんて悲しい言葉なんだろう。

 

 でもそれゆえに、二人の愛は深まる。 

 

 

 

 

 

 もう一曲チェット・ベイカー秋の曲を。

 

「ティス・オータム」

 

 

 この二曲を収録した歴史的名盤『CHET』

 

 ピアノビル・エヴァンス

 バリトン・サックスペッパー・アダムス

 ベースポール・チェンバース

 ドラムスフィリー・ジョー・ジョーンズコニー・ケイ

 ……等

 

という錚々たるメンバーをサイドに配している。

 

 ’58年~’59年の録音だから、チェット・ベイカーだけではなく、サイドの彼らにとっても、全盛期における録音だったわけだ。

 

 その彼らが火花をちらすでもなく、粛々と自らの役割をこなし、この奇跡的ともいえるリリカルな名演を生み出している。

 

 

 

 

 

 「泣きのアルト」という言葉がある。

 アルト・サックスの音色は、人間の感情を乗せやすいのだ。

 

 しかし、この人のアルトは泣かない。

 感情や勢いに任せたプレイはあまりしない人なのだ。

 

 だからと言って、クール、というわけでもない。

 

 ワタシは密かにこの人のアルトを

 「微笑みのアルト」(笑)、

 あるいは

 「脱力のアルト」(笑)

 と呼んでいる。

 今初めて言うのだが(笑)

 

 一応念のために言っておくが、ワタシはこの人の唯一無二の音色が大好きである。

 

 

ポール・デスモンド  「ビウィッチド」 

 

 ジム・ホールギターが美しい。

 

 

 

 

 続いてもポール・デスモンド「イージィ・リヴィング」

 

 「簡単な人生」

 

 人生、難しく考えるからムズカシイ人生になってしまう。

 簡単に、シンプルに考えませんか?

 

 

ポール・デスモンド  「Easy Living」

 

 

 

 

 

 

 ジャズで秋といえばもうひとつ、

「ニューヨークの秋(Autumn in New York )」

  この名曲を、それぞれ違った楽器による三連発で。

 

 

 まずはジミー・スミス

 エネルギッシュ(過ぎる.笑)オルガン奏法で有名な人だが、こんなロマンティックな演奏もできるんだなぁ(笑)

 

 

ジミー・スミス   「ニューヨークの秋」

 

 歯切れの良いプレイはこの人ならでは。

 

 

 

 二人目は、ワタシが一番好きなジャズ・ギタリストケニー・バレル

 BLUEが似合う男。

 

 

ケニー・バレル   「ニューヨークの秋」

 

 

 

 

 最後はワタシがテナーで一番好きな人、デクスター・ゴードン

 去年、この人には助けられた。

 

kagenogori.hatenablog.com

 

 この人の演奏で、やはり「ニューヨークの秋」を。

 

 

デクスター・ゴードン   「ニューヨークの秋」

 

 

Daddy Plays the Horn (Remastered)

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 ジャズで感じる秋、いかがでしたでしょうか。 

 

 長い曲が多いですが、秋はまだまだこれから。

 枯葉が散る初冬にかけてゆっくり時間をかけてお聴きいただければ(^ω^)

 

秋はロマンティックなJAZZで……(前)

ワルツ・フォー・デビイ

 

  暴力的な暑さ(笑)が続いた残暑。

 ようやく普通の(笑)暑さに戻りましたな。

 

 ちょっと、気が早いけど、秋の夜に聴くとイイんじゃない?(笑)という、ロマンティック寄りのジャズの名曲を集めてみた。

 絞りに絞ったのだが、ちょっとまだ多いので前後編に分割!(笑)

 お気に召されるといいのですが。

 

 

 

 

 やはり最初はこの曲からじゃないと始まらない。

 誰もが知る名曲、名演。 

 

 

ビル・エヴァンス 「マイ・フーリッシュ・ハート」

 

 3分40秒過ぎから、4分ちょうど頃にかけて。

 ここが官能である。

 初めてここを聴いた時、不覚にも涙が込み上げてきたものである。

 信じられんかもしれん(笑)が、本当だ。

 ゴリの目にもナミダ(笑)

 

 この曲が秋の曲かどうかは知らん(笑)が、ロマンティックという点においては、まぎれもなくイチバンであることは、だれも異論を差しはさまないであろう。

 

 

 

 

 

 ワタシ個人では、ジャズ、秋、と言えばこの曲が真っ先に思い浮かぶ。

 

トミー・フラナガン 「トゥー・レイト・ナウ」

 

 トミー・フラナガンのピアノは言うに及ばず。

 レッド・ミッチェルのベースが泣かせます(ノД`)・゜・。 

 

 

  以上の二曲は自分が愚かだったがための失恋がテーマになっている(と思われる。多分.笑)が、暗い雰囲気ではなく、透明な想い出に昇華したような美しさがある。

 

 

 

 

 秋、と言えばシャンソンの名曲「枯葉」がある。

 ジャズでよく採り上げられる曲である。

 

 ではジャズで「枯葉」といえば?

 

 キャノンボール・アダレイ

 ちょっと甘い。

 

 サラ・ヴォーン

 まさか。

 

 

 ジャズで「枯葉」と言えば、まずこの人なんである。ワタシが決めた(笑)

 

 

 トランペットヴォーカルの両刀使い(誤解を生む言い方ですな.笑)、チェット・ベイカー

 

 ワタシの中では、「好きなジャズ・ヴォーカリスト」第一位「好きなジャズ・トランペッター」第二位(一位は当然マイルス)

 この人を紹介しないわけにはイカン(笑)のです。

 

 

チェット・ベイカー 「枯葉」

 

 

 

 チェット・ベイカーついで(笑)にこの曲も紹介したい。

 ジャズで一番好きな曲の一つかも。

 

「シー・ワズ・トゥー・グッド・トゥ・ミー」

 

 チェット・ベイカー、いいでしょ?

 

 

 

 

 ホーンとヴォーカルの相性はすこぶるいい。

 次はジョニー・ハートマン渋いヴォーカルジョン・コルトレーン味わい深いテナーが絡む名演を二曲。

 

 

「ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル」

 

 

 

「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」

 

 

 

 そろそろ夜も涼しくなってきました。

 

 まだまだ秋の夜長、というわけにはいきませんが、虫の音が流れる中で聴くジャズというのもなかなかいいものでございます。

 

 次回は後編、お楽しみに。 

愛しのB級ROCK

1958年(パラダイス・シアター・クローズド)

 

 

 B級ロック。

 

 ここではっきり宣言しておくが、この「B級」は最大級のホメ言葉である。

 

 

 ワタシは基本、本格的なRockを愛する者であるが、その一方で、ちょっとチープな「B級」も、こよなく愛するのである。

 

 

 ここで紹介する「B級」の諸君(笑)たちは、もちろん、自ら「ワレこそはB級ロックの覇者たらん!」(笑)などと考えて演奏したり、歌っていたりするわけではない。

 

 恐らく本人たちはオオマジメ(笑)に「本格的Rock」をやっているつもりなのだ、多分(笑) 

 

 

 しかし悲しいかな(笑)、ナニカが足らない(笑)ばっかりに「B級」の評価にとどまっている方たち(笑)なのである。

 

 そのような、哀しくもちょっと可笑しい、親しみの湧くたたずまい(笑)も含めて、ワタシは彼らの音楽をこよなく愛するのだ。

 

 

 

 なお、B級かどうかの判定(笑)は、ほぼワタシの独断(笑)である。

 

 願わくば、ジブンのヒイキのバンドがB級にされた(笑)からといっても、怒らないで欲しい。

 たとえ怒っても、言葉は選んで欲しい(笑)

 

 先にもいったが「B級」はワタシにとって最大級のホメ言葉なのだから。

 

 これからもワタシはこれら「B級」を、おそらく死ぬまで聴き続けるだろう。

 

 

 

 

スティクス 「ザ・ベスト・オブ・タイムズ」

 

 やはりワタシにとってB級ロックといえば、このバンドが真っ先に浮かぶ。

 

 なかでもこの曲、そしてアルバム『パラダイス・シアター』はヘビロテで聴きまくったなぁ(´ω`*) 

 

パラダイス・シアター(紙ジャケット仕様)

パラダイス・シアター(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:スティクス
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: CD
 

 

 

 ちなみにスティクスと言えば、

 「ド・モ・ア・リ・ガ・ト♫」(笑)の「ミスター・ロボット」を思い起こす人も多いかもしれないが、日本のスティクス・ファンの多くは、この曲で打ちのめされてしまったはず(笑)である。

 この曲を境に(笑)ファンをやめた者も多いのではあるまいか。

 

 かくいうワタシもその一人である。

 

 案の定、と言おうか、スティクスはその後1~2年のうちに、事実上の解散状態(笑)となってしまったようである。

 

 

 

 

 ELO 「ホールド・オン・タイト」

 

 ELOエレクトリック・ライト・オーケストラ「B級」認定(笑)するかどうかで、しばらく悩んだ(笑)

 

 抵抗を感じるヒトもおられるに違いない。

 

 かく言うワタシも、ジェフ・リンは大好きだ。

 

 しかし、聴いてみるとお分かりになるだろうが、B級の良さもタップリ持っているグループなのだ。 

 

 

 

 

 

 

 サンタナは本来、B級などと呼ばれるバンドでは決してない。

 が、80年代初頭あたりの彼らはポップと言おうか、それこそB級の方へ自ら歩み寄った感がある。

 そしてこの名曲を生み出した。

 

サンタナ  「ホールド・オン」

 

 やはりカルロス・サンタナのギターはシビレる。

 

 これをエクスタシーと言わずして何というのか。 

 

シャンゴ(期間生産限定盤)

シャンゴ(期間生産限定盤)

  • アーティスト:サンタナ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 B級認定するかどうかにあたっては、ミーハー度(笑)というのも重要な要素(笑)になってくる。

 

 とくれば(笑)トーゼンこの人たちの出番である(笑)

 

デュラン・デュラン リフレックス

 

 デュラン・デュランは正直好きなバンドでは無かった(理由その一:女性にモテすぎるから.笑)が、この曲だけは「参りました」と言うしか無かった。

 やはりナイル・ロジャースの力による所が大きかったのだろうか。

 

 とにかくカッコイイの一言に尽きる。

 

 

 まぁ、このヴィデオは明らかに口パク(笑)なんだが。

 

 やはりB級(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 さて、ここで真打にご登場願おう。

 

 この人ほど「B級」の称号が似合う人(笑)は他にいるだろうか?

 (いや、いない.笑)

 

 

 ビリー・アイドル「Rebel Yell」

邦題は「反逆のアイドル(笑)」! ( ゚Д゚)

 

 注:実際の邦題には「(笑)」は付いてません(笑)(^^)/

 

 

ビリー・アイドル  「Rebel Yell」

 

 でもなんだかんだ言って、この時のアルバムは名曲ぞろいだったよなぁ。

 聴きまくりました。

反逆のアイドル

反逆のアイドル

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  なかでもお気に入りは「Eyes Without A Face」でした。

 

 

 

 

 

 

 ここでアメリカらしいB級ロックを2曲。

 

 

REOスピードワゴン 

「キープ・ザ・ファイアー・バーニン」

 

 この人たちの魅力は、何と言ってもこの演奏とヴォーカルの歯切れの良さ。

 

グッド・トラブル

グッド・トラブル

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J.ガイルズ・バンド 「堕ちた天使」

 

 なんだか汚らしいイメージしか無かった (笑)が、こうしてみると本当に汚らしい(笑)。

 こういう泥臭さブリティッシュには出せない味ですな。

 

 

 エリック・クラプトンが憧れたアメリカのブルース

 

 その欠かせない要素である泥臭さを、ついにクラプトンは手にすることが出来なかった。(と、ワタシは考えている。本格的(?)ブルース・アルバムを作ったりもしたんだけどね。クラプトン・ファンの方々、まぁ、そう目クジラ立てなくても.笑)

 しかしそのおかげで(とワタシは思っている)、彼は歴史的名曲をいくつも生み出すことができたのだ。

 

 天才・クラプトンが得られなかった「泥臭さ」を、アメリカのミュージシャンたちはいとも簡単に手にしているように見える。

 大地に根差した強さ、ということなんだろうか。 

 

 

 

 

 

 

 

 「B級ロックの雄」という言葉がある。

 

 いや、今ワタシが作ったのだが(笑)

 

 その言葉を冠せられるバンドといえば、今回の大トリを担うこの人たちしかいないだろう。

 

ジャーニー 

「ドント・ストップ・ビリーヴィン」

 

 

  わが愛すべきB級ロックよ、永遠に。

いま、エールを送りたい人へ

 連日、暑いですな。

 皆様、お体の具合はいかがでしょうか。

 

 ワタシはと言えば、昨日、ちょっとした急斜面で作業中、暑さのせいもあり足元がふらついたのを、あわてて踏ん張ろうと(なんせ急斜面ですから)したときに、腰をやってしまいまして(笑)

 昨日は一休みしたあと、そのまま仕事を続けたのですが、今朝はさすがに起き上がれず、お休みさせていただくことにしました(^▽^;)

 あとでお医者さん行ってきます(^^)/

 

 

 

 いま、エールを送りたい人がいる。

 てぃか君さん。

 

tica-kun.hatenablog.com

 

tica-kun.hatenablog.com

 

tica-kun.hatenablog.com

 

 猫(飼い猫ちゃん)を溺愛するてぃか君さん

 手術をするとお決めになられた。

 

 ご本人は明るくふるまわれているが、大変な葛藤があったに違いない。

 手術が終わったあとの入院生活も、コロナの影響で(コロナどんだけ人に迷惑かけてんだ!)面会は二人まで。

 もちろん飼い猫ちゃんにもしばらくは会えないことになってしまう。

 

 

 てぃか君さんのこれらの記事を読ませていただいたとき、コメントでなにか心からのエールを送りたいと思ったのだが、ワタシのアタマからは気の利いた言葉が生まれるはずも無く(笑)、あたりさわりのないコメントに終始してしまった。

 

 

 ワタシにできること。

 

 それは音楽を通じてエールを送ること。

 

 それしかワタシには出来ないので。

 

 

 例によって(笑)ご本人の承諾もまったく得ていない(笑)状態なのですが、勝手にこの場を借りてエールを送らせてください。

 

 

 この曲は杉真理さんが、自分の飼い猫のために作った曲だそうです。

 でもてぃか君さん飼い猫ちゃん、お互いへの愛情のこもったエールになるんじゃないかと思って、この曲を選びました。

 

杉真理 「君にしてあげられること」

 

 

 

 

 

 

 エールを送る曲、ということでワタシが真っ先に思い浮かんだのはこの曲です。

 エールという内容ではない(笑)歌かもしれないけど、腹の底から湧き上がってくるエネルギーと希望が感じられる曲です。

 

佐野元春 「誰かが君のドアを叩いている」

 

 

 

 

 

 次の曲は以前紹介したことがあるのですが、愛する人の瞳のなかに光を見た、という曲です。

 ワタシは自分の猫の瞳のなかに光を見てます(笑)が、てぃか君さんもそうなのではないでしょうか(=^・^=)

 

トッド・ラングレン 「アイ・ソー・ザ・ライト」

 

 

 

 

 最後に矢野顕子さん。

 ワタシは苦しいときや辛いとき、何度も矢野さんの歌に助けられてきました。

 気に入っていただけるといいのですが。

 

矢野顕子 「Prayer」

 

 

 

 手術までまだ日にちがあると思いますが、(てぃか君さんは多分おくびにも出さないだろうけど)不安もあることと思います。

 でもワタシなどが言うまでもなく、ブログのみんながてぃか君さんを応援しています!

 そしてもちろん、ご家族や飼い猫ちゃんも(=^・^=)

 

 どうか安心して、(そして気合を入れて!笑)手術にお臨みください!

 フレー!フレー! てぃか君!!

 

 

 苦情があるとき(笑)は、なんなりとお申し付けください、てぃか君さん。

 善処いたします(笑)ので m(_ _)m

夏の終わりに・・・

 ほぼ毎日、暑さでムシの息になりつつも、ビール 発泡酒2本で甦るというイソガシイ毎日(笑)を送っているkagenogoriでございます。

 「死と再生」を体現する男(笑) (^▽^)

 

 

 さて、まだまだ猛暑が続いている今、ナニガ「夏の終わりに」なんてスカしたこと抜かしてやがんだ! と、おっしゃる方もおられるとは思う。

 が、ちょっと待たれよ。

 そうおっしゃるまえに、しばし窓の外に目を向けていただきたい。

 

 

 「夏の終わり」はすでにみなさんの目の前に広がっており、秋の訪れはもうすぐそこにまで迫っているのですヨ。

収穫後のはぜ掛けされた稲穂- フリー素材 ぱくたそ 

 田園に目を向ければ、すでに稲刈りの始まっている田んぼがチラホラと見え、

 

 ツクツクボウシは夏よ終われとばかりにせわしなく鳴き、

ツクツクボウシ- フリー素材 ぱくたそ

 

 夜にはもうアナタはスズムシの音に耳を傾け始めているではないか。

 

 

 古来日本人はスズムシの奏でる音に「秋」を感じ、癒されてきたのである。

 

 日本人がもっとも好きな昆虫の一つであろう。

 

 スズムシの音を聴いて苛立つのは、永い日本の歴史の中でも故・中曽根康弘氏ただ一人だけだったに違いない。

  意味が分からない方は「中曽根康弘 リンリリンリ 鈴虫」(笑)でご検索下さい (^^)/

 

 

 そういえば、安倍総理、辞任の意向を表明されたそうで。

 

 とは言え、そのことへの言及を当ブログに期待しておられる方は皆無(笑)であろう。

 

 当ブログの責任者たる(笑)ワタシとしても、相変わらずのノーテンキブログ(笑)の姿勢は貫き通す(笑)所存である。

 

 というわけで、世の中の動きとはマッタク関係が無い(笑)「夏の終わりに・・・」の回、始まり始まりぃ~。

 

 

 

 

 

 

 夏の終わり。

 

 それはアンニュイ(笑)な季節。

 

 

 アンニュイと言えばジョニ・ミッチェル『夏草の誘い(いざない)に収録のこの曲はどうだろうか。

 

 

ジョニ・ミッチェル  「イーディスと親玉」 

 

 

 

 

 

 

 

 夏の終わりは別れの季節である。

 いや、そうあってほしい(笑)

 

 そうハンブン願っていた若き日のワタシ(^▽^)

 ワタシの場合、始まってもいなかった(笑)から、その心配は全く無かったのだが(笑) (*^^)v 

  

 夏が終わりそうになる頃、空を見て何故か心がざわつくのは、そう遠くない未来の「別れ」を予感しているからではないのか。

 

グレン・フライ 「ストレンジ・ウェザー」

 

 この曲を聴けないことが一年ほど続いたことがある。 

 ワケは聞かないで欲しい。 (ノД`)・゜・。

 

 

 

 

 

 

 

 サウスサイド・ジョニー………

 

 マイアミ・スティーヴ(スティーヴ・ヴァン・ザント)と同じく、ボスことブルース・スプリングスティーン義兄弟の契り(笑)を交わした男(^▽^)

 

 

サウスサイド・ジョニー&ザ・アズベリー・ジュークス

 「ハーツ・オブ・ストーン」

 

 

 この曲は別に夏の終わりに聴く曲では無いかもしれない。

 

 しかしワタシは夏の終わりにこそ、この曲を聴きたいのだ。

 

 これを聴いて泣きたい(笑)のだ。

 

 

 え? 夏の終わりって泣く季節(笑)だったよね?

 

 ミンナもきっとそうだったよね?!

 

 そーだそーだ、って言ってくれるよね?!!

 

 

 

 

 

 ………取り乱しました(笑)

 

 ここでまた気分が落ち着く曲(笑)を。

 

 海辺の避暑地で過ごした夏を、遠い目(笑)をして思い出すと言う曲(笑)である。

 

 ハイ・ファイ・セットと言えばユーミンの曲を多く取り上げているが、この曲はナンカ、外国のヒトの作曲みたい(笑)。

 

 でも、さすがのセンス。

 

 

ハイ・ファイ・セット 「海辺の避暑地に」

 

 

 でもやっぱりユーミン荒井由実の曲も聴きたいですな、同じくハイ・ファイ・セットで。

 

 

ハイ・ファイ・セット 「海を見ていた午後」 

 

 

 

 

 

 

 ここで一つ、告白させてほしい。

 

 

 

 

 スミマセン………

 

 

 

 

 白状すると………

 

 

 

 

 

飯島真理大好き(笑)でした!!!

midori (2019 Remaster)

 

 だって、だって、………

 

 

 

 カワイかったじゃないですか!!!

 

 

 

 

 

 

 ハイ、というわけで次はこの曲を。

 

 9月の雨の匂いを感じながら、過ぎ去ってしまった夏を惜しむ(笑)という曲です。

 

 ただ残念ながらこの動画は一題目(全国的には「一番」って言うんでしたっけ?笑)でプッツリ切れちゃうのだが。

 

飯島真理 「9月の雨の匂い」

 

Miss Lemon

Miss Lemon

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 最後はこの人、佐藤奈々子

 

Funny Walkin'(2017 リマスター)

Funny Walkin'(2017 リマスター)

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 メジャーデビュー前の佐野元春とソングライティング・チームを組んでいた頃の曲。

 

 ワタシが、彼女と佐野元春との関係を、アルコトナイコト詮索(笑)したのは記憶に新しい(笑)ところ。

 

kagenogori.hatenablog.com

 

kagenogori.hatenablog.com

 

 

佐藤奈々子 「夜のイサドラ」

 

 歌詞はとくに季節を限定するものではないのだが、なんとなく(笑)夏の終わりを感じさせる曲である。

 

 みなさん、夏休みの宿題はもう終わってますか?

 

 ワタシなど、オトナになってからも夏の大きな宿題(=夏の間に彼女を作る.笑)は解決せずじまいだったなぁ(笑)

 

 毎年ですよ!毎年!!(笑)

 

 惜しいところで逃してしまった女の子たち(笑)の顔は、いまでもなんとなく憶えてる(笑)

 (↑「キモッ!」の大合唱をここでドーゾ.笑)

 

 

 悲しい気持ちになったところで(笑)、桑田佳祐「悲しい気持ち」をここで。

 

 と、思ったが、ホントに哀しい気持ち(笑)になってしまいそうなので、この辺でカンベンしてください(笑)

 そういえばサザンは「夏の終わり」の曲の宝庫(笑)なのだが、サザンだけで記事何回分にもなっちゃう(笑)ので、自粛(笑)いたしました。

 なーまんさん、サザンはまたの機会に(^^)/

 多分、来年以降(笑)だろうけど(^▽^)

 

 ではまた来週。

ワタシのワークソング

ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム

 

 お気づきの方も多いかと思うのだが、今回はのんちさんの記事にインスパイア(笑)されたものである。

 ありがとう、のんちさん(^^)/

nonchi1010.hatenablog.com

 

 そこで自分にとってのワークソングというものを考えてみた。勝手に(笑)

 

 のんちさんの記事で紹介されていた『日本のワークソング』に近いものを紹介できればいいのだが、そのような歌を知っているわけでもない。

 

 ワークソングといえば、アメリカ南部で生まれたブルースがあるが、林業の作業とはテンポがイマイチ合わなかったりする。(個人の感想です)

 やはりあれは、広大な綿花畑でこそ歌われるワークソングだった、ということなのだろうか。(個人の感想です)

 

 

 そこで今回は、ワタシが普段山仕事をしている中で、よく口ずさむ曲を聴いていただければ、と思う。

 のんちさんの心のこもった記事へのお礼も含めたアンサーソング(笑)的な(^▽^)

 

 

 

 林業の作業の多くは、機械に合わせて体を動かす仕事なので、どうしてもテンポのいい曲を口ずさみがちである。

 

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注意!ワタシではありません!(笑)

 

 ただ、チェンソーを使う作業の時は、あまり口ずさむことは無い。

 とくに大径木(太い、大きな樹木)や、様々な悪条件により伐倒が困難な樹木を伐り倒すときは、かなりの集中力と思考が必要なため、頭の中から音楽は一切消え去っている。

 

 歌を口ずさむのは、自分の目の前の作業に没頭しやすく、しかもリズムよく体を動かす作業、すなわち草刈りや林内の中刈り作業の時が多いように思う。

 

 

 

 最初に紹介したいのは佐野元春「ワイルド・ハーツ」

 と思ったのだが(笑)、ライヴヴァージョンと、よく知らないヒト(笑)のカヴァーしかなかったので断念(笑)

 

 

 そこで、「ワイルド・ハーツ」と並んでもっとも好きな曲のひとつを。

 仕事中、これほどノレる曲は他にあるだろうか?(いや、ない)

 

 

佐野元春  「君が気高い孤独なら」

 

 元春って、歩く姿までカッコイイね(^ω^)

 ウッホウッホと歩くしか能がない(笑)ワタシ🦍にはウラヤマシイ限りである(^▽^)

 

COYOTE

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  • 発売日: 2018/05/23
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 元春と言えば、ボブ・ディラン、そしてボスことブルース・スプリングスティーン

 この御大お二方の歌も、ワークソングとして実に適している。

 

 

 

ボブ・ディラン 

   「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」

 

 まさにテンポよく次から次と言葉が紡ぎ出されるこの曲。

 これを口ずさむとき、ワタシは周りに聴こえない程度の小さ目の声(まわり中、機械の轟音が鳴っているので、そうそう気付かれることはない.笑)で、ディランの声を真似て(笑)歌う。

 ディランの声を真似て歌うのって、ジツはすごく気持ちのいいことなんでっせ。

 とは言っても、英語はカラッキシだめなので実際の歌詞など歌えるはずもなく(笑)、ホニャララフンガフガ(笑)などとテキトーに歌っているだけである。

 ディランの声で(笑)

 

 

 

ブルース・スプリングスティーン 「バッドランド」

 

 

 

  背中が焼けるまで 農場で働き

 

  真相を知るまで 車輪の下で働く

 

  バッドランド 毎日それを生きなければならない

 

  このバッドランドがもう少し住みよくなり

 

  何かが見えてくるまで

 

  俺たちは頑張り続けよう

 

 

  ボス! 一生ついていきますぜ! (ノД`)・゜・。

 

 

 

 ボスからもう一曲、「アイム・ゴーイン・ダウン」

 

 この曲は彼女との間がギクシャクし始めた男が落ち込んでしまう、という歌(笑)なのだが、仕事で口ずさむときはモチロンそんなことはカンケーなく(笑)、ただただ曲のリズムが作業のテンポに合うのである。

 乾いたビートが、ただただ、心地良い。

 

 

 

 

 あと洋楽で、よく仕事中に口ずさむ曲をニ、三。 

 とにかくノリの良さ重視(笑)

 

エルヴィス・コステロ 「リップ・サーヴィス」

 

 

 

ザ・クラッシュ 「ロック・ザ・カスバ」 

 

 

 

U2 「ホェア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム」

 

 

 

 最後は、ワタシがずっと愛し続けている大切な歌、

SION 「街は今日も雨さ」

 

 この歌で歌われているような状況に陥った経験はまったく無い(笑)が、この曲には特にヘヴィーだった若い頃、本当に助けられた。

 

 何度も紹介しているこの曲だが、ワタシがいつも聴いているのは、メジャーデビューアルバムに収録のRockヴァージョン

 

SION

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  • アーティスト:SION
  • 発売日: 1986/06/21
  • メディア: CD
 

 

 今回紹介するのはアコースティック・ヴァージョンだが、これもイイ。

 

 雨の中での作業は、なんだかんだ、やはり気が滅入るものである。

 そのようなときにこの曲を口ずさむのである。

 

 「ワイルド・ハーツ」と並んで、この曲がワタシにとって最高のワークソングである。

 

SION  「街は今日も雨さ」

 

 皆様、そしてのんちさん、いかがでしたでしょうか。

 ワタシのワークソングはこんな感じです。

 皆様には、皆様それぞれのワークソングがあるのかもしれませんね。

 ではまた来週。